今回はダイワのセミハードケースのインプレ記事になります。実際に使ってみましたが、正直ちょっと評価できるものではなかったような気がします。リアルな使い勝手のレビューとなりますので、購入する方はこれを踏まえて購入してみてはいかがでしょうか?
セミハードケースのスペック

ダイワのセミハードケースのスペックは以下の通りになっています。
種類 | 本体外寸(cm) | メーカー希望本体価格(円) |
セミハードリールケース M(A) | 約28×42×12 | 9,900 |
内装にはクッション製素材を採用し取り外しや移動も可能なパーツにより収納リール同士のぶつかりを抑え、衝撃も吸収できる作りになっています。

また上蓋面には小物収納用ポケットが付いており、取り外しタイプのハンドルや小物類が収納できるようになっています。リールの収納スペースと同様に6つに分かれているため、リールごとに分別して収納することが可能となっています。

外装はセミハードシェル構造を採用しており、軽量かつ保護性を重視したEVAフォーム素材を採用しています。また表面は滑りにくい素材を使用しています。
セミハードシリーズの種類
セミハードケースシリーズの種類を以下で紹介しておきます。様々なタイプがあるためスピニング、ベイト問わずご自身のリールにあったケースを選ぶことができます。
種類 | 本体外寸(cm) | 対応リールタイプ | 対応リールサイズ | メーカー希望本体価格(円) |
CV-S(A) | 約12x16x8 | ベイト | 800~2000(70~200) | 4,200 |
SP-S(A) | 約15x15x10 | スピニング | LT1000~5000(1000~3000) | 4,500 |
SP-M(A) | 約16x16x10 | スピニング | LT6000以上(4000~6000)、SW4000~6000 | 4,850 |
SP-L(B) | 約20x20x12 | スピニング | 8000以上、SW8000以上、投げ用35~45 | 5,650 |
実際に使ってみて
実際に使ってみた結果中にしまう分には特に問題ありません。特に1000番〜2500番のスピニングリールをしまうにはちょうど良いサイズ感だと思います。4000番、5000番クラスのリールをしまうのであれば窮屈だと思います。
気になったのは外装です。ダイワのホームページでは軽量かつ保護性を重視したEVAフォーム素材を採用していると記載されていますが、実際に触ってみるとセミハードと言う割には結構柔らかく力を加えると結構凹みます。

外側の衝撃から守ると言う観点で使うのではなく、ただのケースとして使用するなら特に問題はないと思います。釣り場に持ち歩く際に衝撃から守りたい、外的要因の強い衝撃から守りたいという使い方を想定しているのであれば、このケースはあまり向いていないと思います。
旧モデルはセミハードケースと呼べる位にはしっかりとしたケースだったので、そこと比べるとちょっとチープな感じは否めなくもったいない仕上がりだなと思いました。

先ほども書きましたが、家での保管や車での保管用に使用するのであれば、特に問題は無いとは思います。釣り場にガンガン持ち出すといった使い方をするのであれば、ちょっと不向きなケースだなというのが正直な感想です。購入する場合はどのような状況で使うのか想定して購入するのが良いと思います。まぁ、私の個人的な感想なので、人によっては感じ方は違うかもしれませんが笑