私は基本的には大物を狙うことが多く、数釣りでもそのタックルをそのまま流用することが多いです。しかし、シビアな状況に直面するとそれでは通用しないこともあると最近感じはじめています。実際、フロロの2lbにした途端に釣れ始めたこともありました。今回はナイロンの2lbを使用した場合に変化はあるのか試してみました。
実践場所
実践した場所は秋田県の上浜釣り堀センターになります。まだ桜が残っており、絶賛桜パターンの真っ最中でした!
釣り場の詳細については別記事にて書いてるので気になった方は是非!
田舎ならではののんびりした釣り場で普通に巻くだけでよく釣れる釣り場です!
使用タックル
使用したタックルは2種類!
1種類はPEタックル、もうひとつはナイロン2lbにしました。
①PEタックル
タックル①
- ステップスティック SS-1582UL / ムカイ
- ルビアス FCLT2000S-XH / ダイワ
- PE0.2号(4lb)/デュエル
②ナイロンタックル
タックル②
- ホワイトウルフ 62L / ロデオクラフト
- エアリティ LT2000S-H / ダイワ
- ナイロン(2lb)/ロデオクラフト
PEタックルからスタート!
使用感を比較したかったのでPEタックルからスタート!
ルアーはヴァルケインのクーガをチョイス。そこまで難しい釣り場ではないので・・・
飛距離は十分出るし、アタリも分かりやすくてプラグを使うにはかなり向いているライン!ということを再確認笑
先日フォレストパークひらかわではMLクラスのロッド+PEラインでバラシまくったのでやっぱりタックルバランスって重要なんだと改めて思いました・・・
PEで投げ続けていてもポツポツは釣れるのですが、今回は検証したいのでタックルを変更!
ナイロン(2lb)に取り替えるとアタリが激増!!
今回はラインの検証をしたいのでPEタックルで使用した時と同じルアーを使用することとしました。
PEタックルではクーガの他にイーグルプレイヤー(ディスプラウト)を多用していたのでそちらで検証することに。
一投目・・・ガッ!!!
さすがに一投目のみで比較するわけにはいかないのですが、ライン交換直後にすぐに釣れてくれました。
検証するためにルアーカラーの変更も行わずキャストを続けていくと明らかにチェイスとバイトが増加・・・。同じ池の魚か?ってぐらいよく反応してました。
ラインを変えた事による変化として考えられるのは
ポイント
- 飛距離増加よるアピール範囲の拡大
- ラインが細くなることによる違和感の減少
- ラインが細くなることでルアーの動きの改善
といったところでしょうか。
飛距離は目に見えて変わっているので分かるのですが、その他については正直アングラー目線では分かりませんね笑
ただ、チェイスとバイトは間違いなく増えたのでラインを細くする効果はあると思います。
また、アングラー側からだと感度が良くなった事も感じ取れました。
フロロに比べるとナイロンは自重が軽いのでラインが引っ張られた時の変化がより分かりやすくなりました。
個人的にはラインの変化メインでアタリを取るならナイロンの方が良さそうな感じでした。逆にリーリングの変化や手元でアタリを取るのであればフロロの方が向いていると思います。
そして一番心配なのが切れやすいのかという問題ですが、ナイロンラインは素材自体が柔らかく衝撃を吸収しやすいため表記の数字(2lb)以上に切れにくい印象です。
ラインを変えればアタリも変わる
PEでもそこまで調子は悪くないなと思って釣りをしていましたが、ナイロンに変えた途端にアタリの数が変わったのでエリアトラウトにおいてはラインの種類は改めてかなり重要な要素なんだなと強く感じました。
普段4lbを使うので「いつもの半分の強度って大丈夫なのかな?」と多少の不安もありましたが、レギュラーサイズの魚を相手にするのであれば全く問題ありませんでした(何ならデカいのがいないと分かってる釣り場なら2lbメインでもいいぐらい)
ラインが細くなることでアタリが増えるのであれば釣れない時は思い切ってラインを細くしてみるのはいい作戦かもしれませんね。
ナイロンに関してはリーダーをかます必要もないのでかなりお手軽です。
思うように釣れない、軽いルアーの飛距離を伸ばしたい、アタリを増やしたいなんて方は一度ナイロンの2lbを使ってみてください。全く別の感覚が待っていると思います!!