今回はロデオクラフトのクラッチフックについてのインプレになります。「フックは釣果に直結する!」よく聞く言葉ですが本当にそうなのか?
ハニカムフックと双璧のフックですが実力は如何に?ということで記事にいきます!
クラッチフックとは?
クラッチフックはロデオクラフトから発売されているエリアトラウト用のフックです。エリアトラウト用なのでもちろんシングルバーブレスフックとなっています。
他のフックと大きく違うのは形状でかなり特徴的な形になっています。画像を見たほうが早いと思うのでまずはこちらをどうぞ↓↓
同社のハニカムフックと比べても結構違いますよね?
何故こんな形になっているかというと、初期刺さりを良くするためだそうです。
「触る感じはあるけど乗らない・・・」そんな時がクラッチフックの出番です!スプーンよりもクランクに向いているフックで、タフコンディションで活躍します。
ロデオクラフトのルアーを使用している方であればスプーンはハニカムフック、クランクはクラッチフックを使用しているという方も多いのではないでしょうか?
クラッチフックの種類
クラッチフックも細分化されておりいくつか種類があるため一応紹介しておきます。※ロデオはHPが無いため抜けがあるかもしれません。
フックサイズについて
数字が小さいほどフックは大きく、数字が大きいほどフックは小さい
ロデオのフックサイズは上記の通りの仕様となっています。#4と#6であれば#4のほうがフックは大きくなります。
実店舗であれば見れば分かりますが、ネットで購入する際は注意しましょう。
クラッチフック
最もノーマルなクラッチフックですね。
サイズは#6,7,8,9,10の展開となっています。
レギュラーサイズを狙うのであればこちらで問題ありません。
クラッチフック 太軸
その名の通り軸が太くなったタイプです。
サイズは#4,6、8、10の展開となっています。
同社のハニカムフックと比べると少し伸ばされやすい感じはあるので心配な方はこちらがオススメ!大型が混じるエリアもこちらの方が良いでしょう。
クイッククラッチフック
こちらはフックのアイ部分が一部開いていてプライヤー無しで交換できるようになっています。
サイズは#6、8の展開となっています。
他社でも似たようなシステムのフックはあるので気軽に交換したい方にはオススメです。
クラッチフック 縦アイ
こちらはアイの向きが縦になっています。
サイズは#7、8展開となっています。(プロショップオオツカさんの在庫で見てますが、他サイズもあるかもしれません)
縦アイですぐに思いつくのはクラピーシリーズですかね?他にはミノー系にも採用されている印象があります。必要な方は要チェック!
実際に使用してみて
ロデオクラフトのフックなのでモカとかで試すべきなのでしょうが、ここは最近ハマっているムカイのトレモで試してみました笑
フックサイズは6番を使用しています。4番も購入しましたがこちらは大物狙い用ですね。フルサイズのクランクでも少しフックが大きいと感じるのでバランスを気にする方は5番が良いと思います。
初期刺さりが良いとのことでしたが、実際その恩恵を感じることができるのか?と少し疑問でしたが釣りをスタート!
セッティングはPEラインにXULクラスのロッドにしています。「刺さりが良いなら伸びないラインでも問題ないのでは?」ということでこのセッティングです。
ということで早速投げて巻いてくると・・・
ファーストバイトがあったと思ったらもう乗っていました笑
たまたまかな?と思いながら何匹か釣っていくとやはり合わせるのを意識するよりも先に掛かっている感覚があります。
そう考えるとやはり初期刺さりはかなり良いと思いますね。最初のバイトでほぼ掛かっていたのでショートバイトに悩んでいる方はかなりオススメです!
逆に欠点は?といわれると掛けた後ですかね・・・。
ハニカムフックと比べるとどうしてもバレるのが多い気がしました。小型を速攻で取り込むなら問題なさそうですが、大型と長時間かけてファイトするのであればハニカムフックに軍配が上がりそうです。
そしてハニカムフックと比べるとフックが若干伸びやすいように感じました。
どちらかといえばトーナメンター向きのフックだなと私は感じました。
ショートバイト時やタフコン時は是非!
ハニカムフックと比べると少し癖はありますが、初期刺さり性能はずば抜けていると釣っていて感じました。
とにかく数を釣りたい方、ショートバイトに悩んでいる方は一度試してみると世界が変わるかもしれません。また、タフコン時でバイトがあったら絶対に掛けたい時にも採用すべきフックでしょう!
ハニカムフックについても記事を書いているのでどちらを使用するか悩んでいる方はそちらの記事も是非どうぞ!