ダブルハンドルが標準搭載されているスピニングリールは少ないと思います。すぐに思いつくのはエギング用モデルなんかには搭載されているイメージですが、他のモデルではあんまりついている印象はありません。
今回は安く、手軽に交換できるゴメクサスのダブルハンドルをインプレしていきます!
ハンドルを交換するのは20ルビアス
ハンドル交換の前に20ルビアスの性能をざっくり確認。私が使用しているのはLT-3000S-XHなので参考までに記載しておきます。
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) | 自重(g) | 最大ドラグ (kg) | ナイロン (lb-m) | PE(号-m) | ハンドル長さ(mm) | ハンドルノブ仕様 | 本体価格(¥) |
LT3000S-CXH | 93 | 180 | 10.0 | 6-150 8-100 | 0.8-200 1.0-190 | 55 | HG-T | 39,900 |
LT-3000S-XHはシーバス、エギング、ライトショアジギング等いろいろ使いやすいモデルなのでおすすめです。
3000番モデルでありながらザイオンを使用することで180gという非常に軽量に仕上がっています。
まあこれからダブルハンドルを付けるので重くなるんですけどね笑
ダブルハンドル(72mm)へ変更
とりあえず手元にあった72mmのゴメクサスのハンドルを取り付けてみました。
実際に回してみると・・・ん?何か重い!?一度シングルハンドルに戻して比べてみるとやっぱり重い。amazonの商品ページには2500番台と記載があり、3000番台でもいけるかなーと思っていたんですが・・・。
XH(エクストラハイギア)のギア比には72mmはきつかったようです。
ルビアスにあわせるなら差し色はゴールドではない方があいそうな気がしますね。
購入時のポイント
・必ず番手にあった長さを購入すること
・ハイギアのリールに短いハンドルを使用すると巻きは重くなる
・シマノ用とダイワ用があるので要確認
購入してから失敗しないように必ずハンドルの長さと番手は確認しましょう。
ギア比が高いモデルに短いハンドルを合わせると巻きが重くなります。
ハンドルを短くすると水流の変化などは分かりやすくなります。反面、魚を掛けた時のギアへの負担は大きくなります。
これに関してはトレードオフの関係で、ギアへの負担に関しても適切な長さの物を使用している場合は問題ないでしょう。
そして一番押さえておかなければいけないのはシマノ用とダイワ用があるので間違わないようにすることです。ここを間違えると全くあわないので一番最初に確認しておくべきポイントですね。
ダブルハンドル(98mm)へ変更
72mmで巻きが重かったため、ゴメクサスの98mmのダブルハンドルへ変更しました。試しに回してみると、シングルハンドルとほぼ変わらない感じに落ち着きました。
正しいサイズのものを選ぶのが重要になります。
重量の変化を比較
カスタムしない状態での公称値は180gですが、計測してみた所188gでした。なんかライン含めたとしてもちょっと重くない?笑
98mmのダブルハンドルに交換した所、重量は212gでした。
軽いリールでハンドルのみ30g近く重くなると持った時の印象は違う
実際に使用してみて
実際にエリアトラウトで使用してみましたが、シングルハンドルに比べて巻いた時のブレがかなり減りました。ハンドルガタも全くなく、ついているハンドルノブも快適に回ります。
安定して巻くことができるので、巻きメインの釣りではダブルハンドルに変更するのはアリ
反面、ハンドルが大きくなり重くなるので軽さを重要視する人には不要かもしれません。
ただ、ブレの少なさは本当に素晴らしいので、未体験の方はぜひ一度手に取って体験してみてください!
番外編(17モアザンのハンドルをつけてみた)
「正しいサイズのものを」と書きましたが、材質も重要です。試しに17モアザンのハンドルをつけてみたら、ものすごいアンバランスでした笑(型番は同じく3000番)