エリアトラウトでは超有名ロッド、フォーナインマイスターホワイトウルフのインプレになります!名竿と言われているホワイトウルフですが実際に使ってみてどうだったのかを書いていきます!!
999.9(フォーナインマイスター)とは?

999.9(フォーナインマイスター)はロデオクラフトから発売されているエリアトラウト用ロッドです。大会に向けたプロ御用達モデルであり様々なモデルが発売されています。スプーン専用もしくはクランク専用に開発されていたり、エステルラインを前提とした使用を想定し開発されていたりとかなりひとつの釣り方に合わせた性能になるように開発されているモデルが多いです(もちろんバーサイタルに使用できるモデルもあります)
シリーズとしては
- マイスターシリーズ
- ホワイトウルフ
- レッドウルフ
- ブルーウルフ
- グレイウルフ
- イエローウルフ
- ゴールドウルフ
- ブロンズウルフ
- キメラ系
これだけの種類が存在します。それぞれがプロのために開発されているモデルでそれぞれのスタイル・釣り方が反映されているモデルになります。その中でホワイトウルフは松本幸雄さんが使用しているモデルでかなり種類も多いモデルとなっています。
ホワイトウルフの種類

ホワイトウルフは現行モデルで8種類モデル存在します(アニバーサリーや限定モデルは除く)
- 62MLS
- 62MLR
- 62UL-e
- 62L-TRZ
- 606L-e
- 62UL
- 58UL
詳しい説明はこちらのリンクからどうぞ!松本幸雄氏本人が解説しているので購入するときの参考になるでしょう!
実際に使ってみて

プロが使った使用感と一般アングラーの使用感は多分違うと思うのでこの記事では一般アングラー側の目線から書かせてもらいます。
まずはデザイン!めっちゃ格好いい!!高級感があるデザインになっています(実際高いですが)ウルフシリーズはどれもカッコイイデザインをしていますが、中でもホワイトウルフはカッコイイと思います!
持った感じとしては重くもなく軽くもなくといったところでしょうか?現代の軽さに特化したロッドに比べるとやや重いと感じる方もいるかもしれませんが許容範囲内だと思います。

ロッドの張りは柔らかめでいわゆる昔のトラウトロッドという感じです。
スプーン・クランクともにティップ部分が良い感じに入ってくれるので気持ち良く巻いてこれます!(手元に伝わる感覚が滑らか?表現があっているか分かりませんが)よく巻きに向いているといわれている理由は何となく分かりました。
ロッドパワーはそこまである感じではなく「魚から主導権を取って無理やり寄せてくる」というよりは「ドラグを上手く扱いながら魚にあわせて寄せてくる」といったロッドですね。

ラインセッティングですがナイロンやフロロを扱うのであれば細い方が相性は良いと思います。私はナイロン4lbを扱うことが多いのですがこれではちょっと当たりがぼやけるような感じでした。
反面、PEやエステルは相性がよくバイトの衝撃を上手いこと吸収してくれるので扱いやすかったです!私はPEをメインで使用していました!
発売自体は結構前で後発のホワイトウルフシリーズも出ていますが今でもバリバリ使える竿だと思います!
初めてのウルフシリーズに是非?

総括すると現代でも通用するバランスの取れた竿だと思います!
特にエステルやPEをメインに使用する方には十分選択肢に入れても良いでしょう。
シマノっぽくもダイワっぽくも無い竿なので気になる方は手にとって触ってみることをオススメします!(強いていうならダイワのUL~Lの間ぐらいの感じ)
ホワイトウルフ62L-TRZ独特の巻き感はクセになるので機会があれば試してみてください!!