発売されてからずっと気になっていた鱒の小枝を使用してみたのでインプレになります。ハイドラムと共通点があるので代用できないかも検証してみました。
鱒の小枝とは
鱒の小枝(ますのこえだ)はダイワから発売されている菅釣り(エリアトラウト)ルアーになります。
4連結のジョイントボディにリップがついたルアーになります(どこかで聞いたことがあるような・・・?)
ハイドラムとの共通点
4連結ボディでリップありのルアーといえば・・・
そう。ハイドラムになります。
鱒の小枝は見た目だけならハイドラムに近いルアーだと思います。
ハイドラムと違うのはサイズ、重さ、フックの数くらいでしょうか?
ハイドラムの代用品?
見た目は近いプラグですが、ハイドラムのような性能はあるのでしょうか?
結論からいうと答えは「NO!」になります。
釣れないという訳ではなく、ハイドラムと同じような性能を求めるのであれば違うルアーということになります。
鱒の小枝はジョイントボディのアクションはハイドラムに比べると控えめで、ボディサイズも小さいので遠くの魚を引き付けて釣るという使い方は難しいと感じました。
有効な状況
鱒の小枝はどちらかというと低活性時に有効だと思います。
ルアーの構造上、早く巻くと動きが破綻して回転してしまいます。
なので、基本的にはゆっくり動かすのが効果的な状況で釣れるルアーになります。
買うべきルアーか
面白いルアーではありますが、必須レベルのルアーではないと個人的には思っています。
①ハイドラムと比較して
ハイドラムの代用品になると考え購入を考えている方は、止めておいたほうがいいです。
ハイドラムとは全く別物であり、正直ハイドラムのほうが釣れます。(値段も倍以上違います笑)
ハイドラムと鱒の小枝で当日比較しましたが、明らかにハイドラムのほうが反応は良かったです。
②他の似たようなルアーと比較して
価格帯で考えると、XスティックやぐるぐるX・セニョールトルネードあたりが競合ルアーになってきます。
鱒の小枝がこれらのルアーより釣れるか?と言われると・・・多分上のルアーのほうが釣れると思います。
XスティックやぐるぐるXがとにかくゆっくり巻くだけに対して、鱒の小枝はボディがアクションをする速度を意識して巻く必要があります。
巻きが早すぎるとルアーが回転し始め、遅すぎると今度はボディが動かなくなります。
初心者マークが貼っていますが、水中での動きを理解して巻く必要があるので初心者向けではないような気はします笑
③他のルアーに飽きたら買ってもいいかも?
割とめちゃくちゃ書いてますがハイドラムの代用品にはならず、他の似たようなルアーと比べて扱いは難しいです。
ただ、特徴のあるルアーではあるので使いこなせればオンリーワンの力を発揮できそうなルアーだと思います。
エリアをやる上で優先度が高いルアーではないと思いますが、いつものルアーに飽きた方は購入してみても良いかもしれません。