たまたま海上釣り堀で釣りをする機会があり、面白そうなので参加してきました!筏釣りはしたことはあるんですが海上釣り堀は初めて・・・
まあ釣り堀ということでそんなに難易度は高くないだろうと考え気軽に挑戦してきた緩めの釣果報告になります。
海上釣り堀とは?
釣り堀と聞くとニジマスなんかのマス類のことだったり、コイやフナなどを連想する方が多いと思います。
ですが、今回紹介するのは海上釣り堀なので釣れる魚はもちろん海の魚であり、食べて美味しい魚しかいません。放流されている代表的な魚を上げるとマダイ、ブリなどの青物が多くシーズンによっては季節の魚を入れるといった事が多いようです。
形式としては堤防沿いを囲った形式か海上の筏形式が大半を占めます。
ポイント
手ぶらでも釣りが可能な場所がほとんど
釣り堀なので基本的には道具を用意する必要がなく手ぶらでも全く問題ありません。釣りの知識が無くてもレクチャーしてもらえる事が多く、初心者の方でも気軽に楽しめる雰囲気でした。
しいて言うなら魚を持って帰るクーラーぐらいは準備しておいても良いかもしれません笑(簡易クーラーであれば販売している所がほとんどだと思います)
料金は高め
海上釣り堀は「釣って持って帰って食べる」のが前提になっています。
釣った魚は全て持って帰ることが可能なので設定料金は高めになっています。
それでも数やサイズの大きい魚が釣れればスーパーで買うよりは安く済むこともあるのが海上釣り堀の魅力です!
釣れる魚は高級魚しかいないので元を取るためにもバンバン釣りましょう笑
【あなたに逢い鯛】について
場所について
今回お邪魔したのは三重県迫間浦にある【あなたに逢い鯛】さんになります。一度聞いたら忘れないようなインパクト強めな名前をしています笑
実際に釣る場所はここではなく、ここから船で少し移動した筏の上が釣り場所になります。
営業時間について
営業時間は以下の通りです。
受付時間 4月~9月 5:30〜6:00 | 受付時間 10月~3月 6:00〜6:30 |
釣行時間 4月~9月 6:00-14:00 (早上がり12:00) | 釣行時間 10月〜3月 6:30-14:00 (早上がり12:30) |
途中から行くことも可能だとは思いますが、料金は変わらないので朝から行く方がお得ですね。
ポイント
完全予約制なので前日までに連絡を!!
予約制となっているので予約は忘れないように!ここは淡水の釣り堀とは違う所ですね。
料金について
料金は以下のような体系となっています。
男 性 | 女 性 | お子様(小学生以下) | 平 日(6名様) | 土日祝(8名様) |
13,000円 | 11,000円 | 6,000円 | 78,000円〜 | 104,000円〜 |
上でも少し書きましたが料金はやはりお高めですね。5~6匹釣れれば元が取れるといった形でしょうか?後ほど書きますが5匹であれば時間いっぱいまでやれば釣れる可能性は高いと思います。ある程度釣りをやっている方であればひとりで10匹近く釣る事も可能です!
ポイント
竿と網は無料!
竿と網は無料で貸し出しをしています。道具を持っていない方にはここは大きなポイントでしょう。
入場料金以外にお金が掛かる物
- ライフジャケット(レンタル)※乗船の際必ず着用
- エサ
- 発砲スチロール
- 氷
絶対必要なものはライフジャケットになります。万が一海に落ちた時にも必要ですが、船で移動する際にも着用が必須となります。ライフジャケットには細かい規定がありますが、レンタルのものであれば間違いないので必ず着用しましょう!
エサについては事前に購入することで多少は安く購入することは可能です。エサには2タイプあり、人工的に作られたもの(加工されたもの)と生餌があります。
マダイに関しては雑食なので割となんでも食べますが、青物系を狙うのであれば生餌(生きているアジ)などのほうが効果的になります。生餌に関しても釣具店等で購入することは可能ですが、釣り場まで生かすのが大変です。
もし生餌を使った釣り(泳がせ釣り)をしたい場合は現地で生餌を購入することをオススメします。
あなたに逢い鯛 の特徴
【あなたに逢い鯛。】の大きな特徴は店の名前にもなっているブランド真鯛「あなたに逢い鯛。」が放流されているところです。
真鯛にしてはめちゃくちゃ脂乗りが良く、刺身、鯛めし、煮つけ、焼き魚と何にしても美味しかったです。
実際に釣ってみて
釣り場について思った感想は「このサイズの筏にマダイと青物入っているの?」というのが第一印象ですね。
今回は多人数での貸し切りでの釣りだったので1つの筏に定員以上入っている状況でした。通常時の6~8人で営業しているのであればそこそこ快適に釣りはできそうです。
一応自分のロッドは持っていきましたが、底に網が張っていてボトムを取ろうとすると引っ掛かる・ウキ釣りの方が圧倒的にやりやすい状況だったので早々にレンタルタックルに切り替えました笑
「釣り堀だからなんでも釣れる」という考えのもと、エサは青イソメをチョイス。ウキ釣りはほとんどしないのでアワセるのは完全にウキが入ってからと決めつけていると・・スッ
ということであっさり1匹釣れました。朝一はやはり活性が高く、青イソメに限らず他のエサでも周りもバンバン釣れていました。
何匹か釣っていくとウキが完全に入った状態であわせると針が飲み込まれていてあわせるのが遅いみたいなので沈んだ瞬間あわせると針が口元に残っていい感じでしたね。
途中放流もあり
釣り堀なのである程度魚が釣られると当然魚は少なくなります。
あなたに逢い鯛のいい所は魚が少なくなってきたタイミングで魚を追加放流してくれます!目の前で網ですくって生け簀の中に放流するので迫力満点!
魚のサイズもはっきり分かるので「釣ろう!」というモチベーションにもなります!!
放流は1回だけではなく2回以上は行われていた記憶です。こんなに放流して大丈夫なの?と少し心配になるぐらい魚を入れてくれます笑
オススメのエサ
1日を通してよく釣れたのが市販の練餌でした。
加工したオキアミなども良かったのですが、エサ用のクーラー等が無いと時間が経過するにつれて状態が悪くなり食いが落ちていった印象です。
練餌であれば多少直接日に当たっても品質は変化しないのが良かったです。オキアミなんかと比べると餌も付けやすいので初心者の方にもオススメです!!
青物狙いであれば自分のタックルを持ちこむのがオススメ
マダイであればレンタルタックルで十分釣りあげることができます。
ですが、青物を狙うのであれば自分でタックルを用意した方が間違いありません。今回は多人数でいったので竿もほとんど借りてましたが竿によって付いているリールの種類が全然違いました。
付いているリールがシマノやダイワのリールであれば良い方で、初心者向けの2000~4000円で買えるようなリールが付いていることも多々ありました。
マダイぐらいであれば全然なんとかなるんですが、青物にあたった時はかなり厳しいものとなります。ドラグ機能がほとんど効かないものであったり、そもそもドラグが死んでいるものもありました。
リール自体が耐えられなくなり壊れるといったこともあったので青物を狙う場合は間違いなく自分でタックルを用意した方が良いでしょう。
シマノやダイワのリールが付いていても20年ぐらい前のバイオマスターなんかだったり(バイオマスターならギリなんとかなります笑)
マダイ狙いであれば初心者の方でも安心
青物に関しては正直レンタルタックルでは心もとない印象を受けましたが、マダイ狙いであれば誰でも釣れると思います。
どれぐらい釣れるかは正直海のコンディション影響もしてくるので一概には言えませんが、元々入っている魚+放流で追加される魚でストック量はそれなりにあるのでボウズで終わるといったことは無いでしょう。
釣り終わった魚を捌いてもらう(有料)こともできるので、普段魚料理をしない方にもオススメです!
普段魚釣りをしない方、新鮮な魚を食べたい方、会社のレジャーの企画で迷っている方にも一度は体験して欲しい施設でした!もちろん釣り経験者もどうやったらより釣れるかを考えながらできるので楽しい釣り場でもあります。
個人的にオススメの時期は春または秋ですが一度訪問してみてはいかがでしょうか?