24ルビアスが発売され私もある程度使ってみたのでインプレをしていきたいと思います。
前作の20ルビアスもかなり良い出来でしたが24ルビアスは果たしてどのような評価になるのか・・・?という事で早速記事に行きたいと思います。
24ルビアスのスペック
24ルビアスは12種類のラインナップで発売されています。
機種名 説明 LT2000S-P エリアトラウト・アジング・メバルゲームなどのライトゲーム対応モデル。ハンドル1巻き64㎝を活かし、安定したリーリングが可能。145gの軽さは、軽量ルアーを使用した繊細な釣りにおいて大きなメリットとなる。
【対象魚目安】
エリアトラウト、アジング、メバリング等LT2000S-H 巻き取りの速さを生かし、源流域でのネイティブトラウトや、エリアトラウトでラインスラックを取る釣り(ボトムのリフト&フォール、ミノーのジャーキング等)にオススメ。またアジング・メバルゲームなどのライトソルトゲームにもおすすめの1台。145gの軽さは、軽量ルアーを使用した繊細な釣りにおいて大きなメリットとなる。
【対象魚目安】
源流、渓流域でのネイティブトラウト、エリアトラウト、アジング、メバリング等LT2500S 2500番クラスで150gという驚異的な軽さで、ライトリグを扱うバスフィッシングやエギングにオススメ。ライトソルトゲームにおいてもバーサタイルに使用出来る1台。
【対象魚目安】
バスフィッシング、エギング、アジング、メバリング等LT2500S-DH エギング仕様のダブルハンドル搭載。破格の自重165gで、一日シャクり続けるエギングにおいては最大限のパフォーマンスを発揮するアイテム。
【対象魚目安】
エギングLT2500S-XH 巻きスピードにこだわるバーサタイルモデル。ハンドル一巻き87cmの巻き取り長さを活かし、バスフィッシングのライトリグなど、手返し重視の釣りに最適。
【対象魚目安】
エギング、バス、トラウト等PC LT2500 PC=パワーカスタムの2500番。LT2500番アイテム(LT2500S、LT2500S-DH、LT2500S-XH)に比べ一回り大きいボディに、2500番サイズのローターとスプールを組み合わせることで、高い巻き上げパワーを実現した。PEラインを使用したライトパワーフィネスや、ボートエギング等に最適なアイテム。
【対象魚目安】
バスPE、エギング、ボートエギング、テンヤ真鯛等PC LT2500-H PC=パワーカスタムの2500番。LT2500番アイテム(LT2500S、LT2500S-DH、LT2500S-XH)に比べ、一回り大きいボディに、2500番サイズのローターとスプールを組み合わせることで、高い巻き上げパワーを実現した。ハンドル一巻き80㎝のハイギアモデルで、手返し重視の釣りに最適なアイテム。PEラインを使用したライトパワーフィネスや、ボートエギング等に最適なアイテム。
【対象魚目安】
バスPE、エギング、ボートエギング、テンヤ真鯛等LT3000-H ベイエリアのシーバス、中規模本流でのイワナ・ヤマメ・アマゴなど、様々な釣りに対応可能なユーティリティモデル。
【対象魚目安】
エギング、シーバス、バス、ネイティブトラウト、テンヤ真鯛等PC LT3000 PC=パワーカスタムの3000番。LT3000-Hに比べ、一回り大きいボディに3000番サイズのローターとスプールを組み合わせることで、高い上げパワーを実現した。巻き上げパワーを活かした、SLJやキャスティングタイラバ等にオススメのアイテム。
【対象魚目安】
シーバス、SLJ、タイラバ、大型トラウト等PC LT3000-XH PC=パワーカスタムの3000番。LT3000-Hに比べ、一回り大きいボディに、3000番サイズのローターとスプールを組み合わせることで、高い巻きトルクを実現した。ハンドル一巻き93㎝のエクストラハイギアモデルで、手返し重視の釣りに最適。巻きトルクが高いので、シーバスのバイブレーションゲーム等、高負荷な釣りにオススメなアイテム。巻き上げパワーを活かした、SLJやキャスティングタイラバ等にオススメのアイテム。
【対象魚目安】
シーバス、タイラバ、SLJ、大型トラウト等LT4000-XH シーバスゲームにはこの1台。磯やサーフからの小型の青物・シイラ・カツオなどのライトショアジギング、また本流のサクラマス、湖沼の大型トラウトにも最適なアイテム。ハンドル一巻き99㎝のエクストラハイギアモデルで、手返し重視の釣りに最適。
【対象魚目安】
シーバス、サーフ、ライトショアジギング、ヒラスズキ等LT5000D-CXH 24LUVIASで新たに追加された最大サイズフラットフィッシュやシーバスを狙うサーフでの釣りはもちろん、小型青物やシイラ、カツオ等を狙うライトショアジギングに最適なモデル。PE2.5号が300m巻き取り可能なディープスプール仕様で、ドラグは高耐久なATDタフを採用。さらにEVAラウンドライトハンドルを標準搭載することで、高負荷時の巻き取りをサポート。
【対象魚目安】
シーバス、サーフ、ライトショアジギング、ヒラスズキ等
使用されている技術
20ルビアスから継続されているものもありますが、今回は新たに加わった技術を紹介しておきます!
AIRDRIVE DESIGN
イグジスト等の上位機種にも搭載されているエアドライブデザインがルビアスにも搭載されています。
エアドライブデザインは、釣り人が求める意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想。エアドライブデザインは、最大4つのテクノロジーで構成されています。巻き出しが軽く、ハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローターの搭載を必要条件とし、軽量、トラブルレスなエアドライブベール、不要な肉を限界まで削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計のエアドライブスプール、メインシャフトを高精度カラーで支持し、さらにピニオンギアと非接触構造とすることで、高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能としたエアドライブシャフト。これらの相乗効果とリールの重量バランスの改善により、高次元での操作性を実現します。
ダイワHPより引用
AIRDRIVE ROTOR
独自の理論により、球体からそのまま切り出したかのような新形状を導き出し、そこからさらに不要な肉を徹底的に削ぎ落すことで、剛性を維持したまま、大幅な軽量化を実現します。操作性、感度の向上に繋がる巻き出しの軽さが飛躍的に向上しました。
ダイワHPより引用
AIRDRIVE BAIL
剛性と軽量性をもたらす中空パイプ構造を採用してきたエアベールを、さらなる軽量化を実現するべく、必要強度を維持しながら小径化。ラインがベールからラインローラーヘと、よりスムーズに移行可能な最適なベール角度に傾斜セッティング。さらなる軽量性、トラブルレスを実現しました。
ダイワHPより引用
AIRDRIVE SPOOL
不要な肉を削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計。スプールスカート部の薄肉設計はもとより、スプール内部の肉抜きに至るまで徹底的に軽量化。スプールが軽量となることで、巻き出しの軽さやキャスト動作などの操作性が向上しました。さらに作動抵抗の少ないドラグ発音機構により、ドラグ作動時のレスポンス向上を実現します。
ダイワHPより引用
AIRDRIVE SHAFT
メインシャフトとピニオンを非接触構造とし、摩擦抵抗をゼロにするリニアシャフトを、さらにピニオンの両端をBBで支持することで、入力されたパワーを最大限回転力ヘ繋げることを可能としたシステム。さらにメインシャフトを高精度カラーで支持することにより、回転ノイズを徹底的に減らすことを可能としました。
ダイワHPより引用
20ルビアスとの違い
デザインの変化
20ルビアスのデザインはシルバーとゴールドを基調としたものでしたが、今回は黒を基調をしたシンプルな色となっています。
どんなロッドにも合わせやすい落ち着いたデザインとなっているのでこちらの方が好きという方も多いのではないでしょうか?
もちろんSLPワークスのカスタムパーツを組み合わせて派手にすることも可能です笑
FCの撤退
20ルビアスやその他機種ではFC(フィネスカスタム)シリーズのラインナップがありましたが、24ルビアスでは撤廃されています。
1000番のボディサイズに1000~2500番のスプールが装着され軽量化を求めたシリーズでしたが、24ルビアスではそもそもめちゃくちゃ軽くなっているので必要なくなったのかもしれませんね。
スペックの変化
同じ番手でも微妙にスペックが変化しています。
例えば2000番であれば20ルビアスであればXHギアとノーマルギアのラインナップでしたが、24ルビアスではHギアとノーマルギアとなっています。
そして新たに追加されたのがPCモデルになります。
PCモデルとは?
PCモデルは通常の番手よりも一回り大きいボディを採用したモデルになります。
PC LT3000-XHであればLT3000-Hよりも大きいボディで同じ径のスプールが搭載されていることになりますね。
ボディサイズによる仕様の変化
メインシャフトの変化
アイテム毎にニーズに沿った変更がされているのが24ルビアスになります。
軽さも求めるモデルであればより軽く、剛性を求めるモデルであればより強くなっています。
ノブの変化
今までのモデルであればどんなに番手が大きくなってもT型ノブでしたが、今回5000番からはEVAラウンドライトノブが標準装着されています。よりユーザー目線に沿った変更がなされています。
実際に使ってみてのインプレ
最初に回してみた感想としては「ルビアスっていうよりはセルテートとかイグジストみたい笑」というのが素直な感想ですね。
20ルビアスの巻き心地はサラサラって感じが強かったのですが24ルビアスはヌメヌメって感じです(表現があっているかは知りません笑)これはおそらくギアの変化が大きく影響しているのだと思います。
今回はエリアトラウトで使って20ルビアスと24ルビアスの変化を比べてみました。
正直2,3回使ってみた感じではそこまで差がないかな?とは思っていたのですが、状況がシビアになってくると徐々に差が出てきました。
特にデッドスローにルアーを引っ張りたい状況では24ルビアスの方が圧倒的にバイトを作れる事が多かったですね(ルアーは同じものを使用)
24ルビアスはどんなにゆっくり巻いても引っかかる感じが無いのでその差が出てるのかな?という感じでした。
ドラグ性能についてはダイワ特有の感じで特に不満点は無し。素直に魚にあわせてドラグが効いてくれる感じです。
20ルビアスと24ルビアスではハイギアとエクストラハイギアの違いがある為、巻きパワーについては一概に比較することはできませんが巻きパワーについてもあがっているように感じました。
買うべきか?
使ってみての印象はかなり高次元でまとまった扱いやすいリールだなという印象です。
ここまでくると18イグジストとそこまで変わらないんじゃないか?というぐらいの完成度ですね笑
どんな釣りにも高いレベルで対応できるので様々な釣りで使いたいという方にはオススメのモデルです!
SLPワークスの替えスプールで気軽にライン交換できるのもコスパの高さを後押ししていると思います。
良いリールを使ってみたい、20ルビアスから買い替えを迷っているという方には間違いなくオススメできるので購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください!!