PR エリアトラウト リール 釣り

【エリアトラウト】24セルテート(FCLT-2000H)のインプレ!新たに加わったフィネスカスタムの実力は?

ずっと気になっていてようやく入手した24セルテート。19セルテートには無かったFC(フィネスカスタム)が追加され、より幅の広いラインナップになりました。そこで疑問になってくるのがライトゲームやエリアトラウトをセルテートのFCモデルでやる必要があるのかということです。今回はそれをふまえての実践記事になります。

24セルテートの特徴

24セルテート

前作はベール下がりのトラブルもたまに聞かれたもののかなり好評だったといえるセルテート。5年の時を経て進化したセルテートが発売されました。

機能的な特徴といえばイグジストにも搭載されている「エアドライブデザイン」の採用でしょう。

エアドライブデザインは、釣り人が求める意のままにルアーを操作することを追求した次世代スピニングリールの設計思想。エアドライブデザインは、最大4つのテクノロジーで構成されています。巻き出しが軽く、ハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローターの搭載を必要条件とし、軽量、トラブルレスなエアドライブベール、不要な肉を限界まで削ぎ落し、軽量化を突き詰めた薄肉設計のエアドライブスプール、メインシャフトを高精度カラーで支持し、さらにピニオンギアと非接触構造とすることで、高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能としたエアドライブシャフト。これらの相乗効果とリールの重量バランスの改善により、高次元での操作性を実現します。

※24CERTATEは、AIRDRIVE ROTOR、AIRDRIVE BAIL、AIRDRIVE SPOOL、AIRDRIVE SHAFTを搭載。

ダイワHPより引用

やはり大きな違いはエアドライブローターの採用で、19セルテートよりもより低慣性化しアングラーの思うようなリーリングが可能となっています。巻き出しこそ軽くはなりましたがセルテートの特徴であるパワーや剛性はより進化しているので安心して使える仕様となっています。

新たな番手とモデルが登場

18イグジストや21ルビアスエアリティなどにはありましたが、19セルテートにはなかったFC(フィネスカスタム)モデルが24セルテートから登場しています!

FCモデルは2000番台と2500番台の2種類となっています。

FCモデルについて

フィネスカスタムの刻印

FC(フィネスカスタム)モデルについてはボディサイズが1000番台、スプールが1000~2500番台のモデルの事を言います。

ボディサイズを下げることでより軽量化したモデルで従来番手よりもライトゲームに特化したモデルになっています。反面、ボディサイズが小さくなることでギアのパワーは低くなっています。

とはいってもエリアトラウトであれば50~60cmクラスも問題なくキャッチできます。さすがに青物とかはかなりきついとは思いますが笑

セルテートに関してはそもそもベースとなるギアとボディが強いのでその点はあまり気にならない感じですね(後に書きますが安定感はかなりあった)

19セルテートとの比較

左が19セルテート 右が24セルテート

正直な事を書くと19セルテートから大きく変化したかと聞かれると個人的には驚くほどの進化は無いかなといった感じです。

確かにリーリングはより低慣性化して良いのですがめちゃくちゃ進化したかと言われれば微妙・・・。もちろん巻き心地や巻き巻は軽くはなっているのですが18イグジスト→22イグジストの変化ほど驚きはしませんでしした(これに関しては先に22イグジストを使ったせいもあるかもしれませんが)

ただ、セルテートの評価ポイントはそこではなく魚と無理やりファイトするパワーや剛性だと思うので本当の評価ができるのはまだしばらく先な気はしますね。

22イグジスト・23エアリティとの違い

後日詳細な記事を書こうと思いますが、ここで簡単にイグジストとエアリティとの違いについて触れておきたいと思います。

22イグジストとの違い

左は22イグジスト 右は24セルテート

22イグジストとの違いは軽さと耐久性の方向の違いでしょう。

イグジストは軽さと全方面への耐久性に特化しているのに対してセルテートは魚の負荷に対して特化しています。

セルテートの方が耐久性が高いと思われがちですが、基本的にはイグジストの方は上です。ただ、負荷のかかった状況下においてはセルテートが上回ります。

青物やデカい魚を追いかけるのであればイグジストよりもセルテート!になるでしょう。

23エアリティとの違い

左は24セルテート 23エアリティ

エアリティとはまるで方向性が違いますが軽く触れておきます。

エアリティは軽さと感度に特化したリールです。魚とパワーファイトすることに重点を置いているセルテートとは真逆の存在ですね。

正直なライトゲームやフィネスの釣りをするのであれば間違いなくエアリティの方がよいでしょう。逆にサーフや磯であればセルテートの方が良いでしょう。

こちらに関しては全くの別物なので自身のする釣りに合わせた方を選べばよいと思います。

実際に使ってみて

最初に結論からいうとエリアトラウトでわざわざ24セルテートを使う必要はないかなといった感じです。

FCじゃないノーマルのLT2500番台を買ってスプールを変えて1台でエリアトラウトからバス、シーバスあたりまでやるなら候補としても良いでしょう。

ただ、エリアトラウトやライトゲームに限った話をするとやはりエアリティの方が勝っています。前述もしましたがサーフや磯であれば評価は逆転するんでしょうけど・・・。

2000番についてはよっぽど理由が無い限りはセルテートじゃなくても良い感じはします。確かに大型を視野に入れるのであれば良いリールではあるのですが、どんなにリール自体のパワーがあってもラインの限度が4lb前後なのでそれ以上のパワーのファイトは出来ません。

エリアトラウトに関してだけいえば悪いリールではないのですがベストなリールでもないというのが実情だと思います。

ちょっとネガティブな記事になりましたがあくまでエリアトラウトに限った話です!

リール自体の性能や巻き心地は他のハイエンドとほぼ変わらないレベルでドラグについても安定して効いてくれます。先ほども書きましたがセルテートが本領を発揮するのはパワーファイトをするときです!

今回は2000番のインプレでしたが、本来は3000番以上で真価を発揮するリールです!!

セルテートの2000番を購入しようとしている方は今一度この記事を読んで自分に本当に必要かを検討してから購入することをオススメします!

↓↓エリアトラウト用品を安く買うならメルカリ!!

-エリアトラウト, リール, 釣り
-, ,