今回はディスプラウトのガメクラのインプレ記事になります。にょろ系ルアーでだいぶ前からあるルアーなのでかなり気にはなっていたのですが、最近やっと入手して使用してみました。結果としてはタイトルの通りですが笑 ということで早速記事に行きます!
ガメクラ(GAMEKURA)とは?
ガメクラ(GAMEKURA)はディスプラウト(DAYSPROUT)から発売されているエリアトラウト用ルアーです。
長さは44mm、重さは2.3g
30mm~40mmぐらいが多いエリアトラウト用プラグですが、その中では少し大きな部類になると思います。ですが実際にそこまで気になるサイズ感ではありません。重さは2.3gとXULクラスやSULクラスのロッドでも問題なく使用できる重さとなっています。
いわゆるニョロ系に分類されるルアーで、表層直下から1m以内(水質がステイン系ならギリギリ見える深さ)を攻めるのに向いています。
じっくり見せて食わせるルアー
形状で分かる方も多いかと思いますが、早い動きのリアクションで食わせるのではなくゆっくり動きを見せて食わせるルアーです。
基本的にはゆっくり巻く
基本的には速く巻くのはNGで、遅く巻いてこそ力を発揮します。
スローで巻けばユラユラと艶めかしい動きを繰り返しアピール!そして、少し早く巻けばキビキビとしたボディーセンターを軸に50対50のハイレスポンスで更にアピール!レンジキープとイレギュラーを繰り返す為の微妙なフローティング設定にすることで、超スローの限界速度で物凄くチェイスを誘発するスローの更にスローコントロールが激スレ鱒を魅了します。
ディスプラウトHPより引用
ディスプラウトのHPにも速く巻くことよりもスローに巻くという事を強調して書いています。
エリアトラウトのプラグ全般(ボトム系、ダート系を除く)に言えることですが、釣れない時は速く巻くよりも遅く巻いたほうが結果が出やすいです。ルアーがギリギリ止まらないぐらいの速度を目指しましょう笑
活性が低い時にこそ活躍する
ニョロ系に共通するポイントですが、ガメクラもこれに当てはまり活性が低い時ほど力を発揮します。
私が実践してきたのはフィッシングサンクチュアリで、当日は中々厳しい状況でした。
トップ、表層、中層、ボトムと一通りルアーを通して反応が無かった所にガメクラを通した所、一発で釣れました笑
単発かと思いきやカラーローテーションでポツポツ釣れてくれたのでマグレ当たりじゃない事を確信した時、間違いなく今後ローテーションに入るルアーだと感じました。
ちなみに他のルアーを試すと極端に反応が落ちたので、低活性の中ガメクラがかなり有効な状況だったといえるでしょう。
他のニョロ系と違う所
他のニョロ系と大きく違うのはボディ側面についているウィングのような部分でしょう。
これによって他のニョロ系とは違う動きを演出しており、なおかつ超デットスローでも動く事を可能にしているのだと思います。
実際に使用していても低速域の対応範囲は他のニョロ系よりも広い印象を受けます。
ゆっくり動かせる=アピール時間が長くなる
ゆっくり動かせるということはアピール時間が長くなるという事です。トラウトは直線的に食ってくることもありますが、大体の場合はチェイスしてから食うというパターンが多いです。
チェイスさせる時間、タイミングを作るには 「①遠投する」 「②ルアーをゆっくり動かす」 このどちらかになります。
①は距離的な話で、②は時間的な話になりますが、ガメクラは②に該当します。魚に長くルアーを見せて、チェイスを誘発させる能力は他のニョロ系よりも高い思います。
「じゃあ飛距離は出ないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、飛距離もまあまあ出ます笑
側面についているウィング部分が飛行姿勢を安定させて綺麗な形で飛んでいくので、全く問題ない飛距離が出ます。
基本的に良いことしか書いてませんが、それぐらい完成度の高いルアーという印象です。
店頭で手に入りにくいルアーですが是非!
かなり釣れるルアーですが、ちょっと入手しにくいのがたまにキズかもしれません。
エリアトラウトにかなり力を入れている店じゃないと中々店頭にはおいていないと思います。(最近イーグルプレーヤー50slim/GJ(ディスプラウト)が流行っていたのでもしかしたら置いてある店もあるかも)
間違いなく戦力になるルアーなので、気になった方は是非試してみてください!!