バッカンと聞くと釣りをする人だと「エサを入れるバケツみたいなやつ」「生きた状態で魚をいれるもの」などのイメージが浮かんでくると思います。ですがエリアトラウトでバッカンというとほぼ100%タックルボックスの事を指します笑
なぜこんなに認識が違うのかは分かりませんが、今回はそのバッカンについての記事になります。
バッカンとは?

この記事を書くににあたって私も「バッカンってなんだ?」と改めて思ったので調べてみました。すると、
1. 工事現場や建設現場で使われる容器
- **バッカン(Bakkan)**とは、工事現場などで使われる鉄製の大きな箱のことです。
- 廃材やコンクリートがら、土砂などを一時的に入れておくために使用されます。
- クレーンなどで吊り上げるためのフックがついているものが多い。
2. 漁業で使われる道具
- 釣りや漁業の場面では、水を入れて活きた魚を保管するためのバケツ状の容器を「バッカン」と呼ぶことがあります。
- 軽量な樹脂製のものが多く、持ち運びしやすいのが特徴。
3. スラングや俗語として
- 場合によっては、比喩的な意味で「大量のものを入れる容器」として使われることもあります。
以上のような情報が出てきました。
釣り的な意味ではやはり2のように活きた魚を保管するための容器という意味合いですね。
エリアトラウト的に使うタックルボックスの意味ではないようです笑
エリアトラウトでバッカンが使われる理由

エリアトラウトでバッカンが選ばれる理由は釣り場の状況が影響していると思います。
理由①:釣り場が近く安全
理由のひとつに釣り場が近く比較的安全ということが言えると思います。
釣り場が近いというのは「車から釣り場までが近い」という意味です。磯やバス釣りなんかと比べると移動距離はかなり短く、管理されている釣り場なので危険な場所もありません。
道具をぶつける可能性も限りなく低いので、ハードタイプのタックルボックスは必要なくバッカンの方が好まれるのでしょう。
理由②:携帯性の良さ
エリアトラウトでは他の釣りと比べるとどうしてもタックルの数が増える傾向があります。
特にトーナメントをやる方だと6タックルを持ちこんで移動することもありますね。そんな中、タックルボックスまで重いとかなりの重労働になってしまいます。
ハードタイプのタックルボックスは確かに耐久性、防水性等が高くて良いのですがいかんせん重いんですよね・・・
そしてエリアトラウトでそこまでの性能が必要かと言えば"NO"です!耐久性や防水性よりはすぐにポイント移動できるような携帯性の良さの方が重要なためバッカンの方が愛用されていますね!
バッカンを利用するメリット
- 軽い
- 携帯性が良い
バッカンを利用するメリットは荷物を少なくできる事です。
エリアトラウト用のバッカンであれば基本的にはロッドスタンドが付属しています。安いモデルだと2本、専門メーカーが出してるものでれば4本付いていることが多いです。
バッカンだけでロッド+ルアーなどの小物を運ぶことができるのでかなり荷物は少なくなります。他に必要なものはランディングネットとキープするのであればスカリ、クーラーボックスぐらいですね。

キープせずにリリーサーを使用するのであれば本当にバッカンだけで荷物が完結します!!
そしてハードタイプのタックルボックスと比べるとやはり軽いので携帯性は抜群です。

バッカンを利用するデメリット
- 若干風に弱い。
バッカンのデメリットとしてはその軽さゆえに若干風に弱いという点があります。
水面が波立ような爆風でなければよっぽど大丈夫ですが笑
不安な場合はバッカンに大量の荷物を突っ込んでおけば大丈夫です(重くはなります笑)
バッカンを持ってると釣りが楽になる

エリアトラウトにおいてはバッカンを持ってるとタックル整理は楽ですし移動も楽になるのでかなり便利なグッズです。
オススメはしたいのですがメーカー品となるとそれなりに値段が・・・笑
amazonなどでは安く売ってるモデルもあるので迷っている方は是非チェックしてみてください!!