ビッグバッカーと言えば巷で釣れると話題のルアーでしたが、私は使い方が良くなかったのか今まで釣ったことはありませんでした。今回シーバス狙いで初めて釣る事が出来たのでどんな状況だったか、どんなアクションを試したのかを記事にしていきます。
ビッグバッカーとは?
ビッグバッカーはジャッカルから発売されているシーバス/青物用のバイブレーションになります。
元々はシーバス用でしたが、青物もよく釣れるということで後に鰤カスタムが出ています。
素材は樹脂ではなく、鉄でいわゆるメタルバイブと呼ばれるルアーになります。
ちなみにミノーやジグも同じ名前のシリーズがあります。
バリエーション
ビッグバッカーは様々なバリエーションがあるので軽く紹介しておきます。
BIG BACKER 80
スリムシェイプボディ&高速リトリーブ対応のタイトアクション‼
タイトアクションで優れた高速リトリーブへの対応力を持ち合わせたビッグバッカー80。スリムシェイプと相まって小型ベイトフィッシュが疾走する姿を演出し、シーバスに見切る隙を与えません。テンポ良い素早いサーチ能力と、明確にリアクションバイトを狙えるアクションを実現しており、シビアな状況下やデイゲーム攻略の切り札として活躍してくれる事でしょう。
ジャッカルHPより引用
ビッグバッカー80は高速リトリーブに重点を置いたバイブレーションになります。80は長さ(正式には82mm)になります。
重さは25gとMLクラスのシーバスロッドに向いているような重さになっています。
正直このサイズのバイブレーションに関しては他社も色々出しているので特別こだわりがなければビッグバッカーにする必要もなさそうです(ジグパラとか安いし笑)
カラー展開は26色とかなりあるので好きなカラーがビッグバッカーにしかない場合はこちらにしましょう!
BIG BACKER 107
ロングボディに3フックメタルバイブレーション。
開発コンセプトは、ミノープラグの感覚で、深めのレンジまで攻略できるバイブレーション。軽快な使用感を求めた結果、その水中姿勢やアクションは、「ミノーバイブレーション」と呼ぶには相応しいナチュラルさを備えています。また、その性能は大型ベイトフィッシュパターンに留まらず、時として、ビックフィッシュ狙いにも極めて高い能力を発揮します。BIGBACKER(大勝負人)が持つ唯一無二のポテンシャルを体感下さい。
ジャッカルHPより引用
ビッグバッカーと言えばこのロングボディに3フックを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
重さも27gとこちらもギリギリMLクラスのシーバスロッドでいける重さですね。こちらも26色展開になります。
個人的にはこのビッグバッカーを皮切りに他社のロングボディのバイブレーションが増えていった印象があります。
BIG BACKER 107H.W
オリジナルモデル+8gのかっ飛びチューニング!
ミノーシェイプ&ロングボディの3フックメタルバイブレーションであるビックバッカー107をウェイトチューニングしたニューモデルの登場です。オリジナルモデルより、ウェイトが8gも増加し、さらなる遠投性と深場攻略が可能になりました。また、ウェイトアップにより、高速リトリーブ時の浮き上がり抑制力も向上しました。シチュエーションやターゲットに合わせ、オリジナルモデルとの使い分けを是非お試しください。
ジャッカルHPより引用
H.W(ヘビーウェイト)の名の通りウエイトチューニングをしたモデルになります。
35gあるのでミノー、ペンシル等をメインにしたロッドを使っている場合はちょっと厳しいモデルだと思います。
色は23色とちょっと減っています。
港湾、河口等では問題なく使えますが、サーフでシーバスロッドを使用してこのルアーを巻くと巻き抵抗がすごい事になります(体験談)
今回釣れたのはこちらでした。
BIG BACKER 107 BURI CUSTUM
大型青物対応カスタム
ショアからのキャスティングゲームにおいて、大型メタルバイブというカテゴリーを構築したビッグバッカー107をベースにブリなどの大型回遊魚を想定したヘビーデューティーモデルとして設計されたのが”ビッグバッカー107 鰤カスタム”です。
ジャッカルHPより引用
ヘビーウェイトよりさらに重いのがこちらです。重さは43gになります。
オリジナルモデルの3フックから2フックに変更されており、大型青物を想定した太軸のフックがついています。
カラーは11色とかなり控えめです。
こちらは分類としては青物向けルアーですが一応紹介しておきました。
BIG BACKER 128
圧倒的な遠投性能&強烈アピール‼ ビッグメタルバイブレーション‼
シーバス用~ショアジギング用まで、様々なタックルで扱うことができる44g設定のビッグメタルバイブレーションです。シリーズ共通の特徴である集魚力と遠投性能をさらに高めることで、大型のシーバスだけでなく、ヒラメ、サワラ、ブリなど、大型の餌を捕食する魚を魅了します。
ジャッカルHPより引用
シリーズ最大サイズがこちらになります。重さは44g!
シーバスタックルだとM~MHクラスのロッドが必要になりそうです。
私はダイワのレイジー96M(50gまで対応)を使用しているのでいけますが、メーカーによってはショアジギング用のロッドじゃないと厳しいかもしれません。
色は21色になります。
当日の状況
前回クロダイを釣った旧江戸川で今回も釣りをしました。
風があり、川の流れもそこそこ速い状況でした。
日が落ちる前から釣り始め、サイレントアサシンをひたすら投げ続けること2時間・・・。
ノーバイト笑
正直サイレントアサシンの使用感の記事を書きたくて行ったんですが反応が全くありません笑(サイレントアサシンは初めて投げましたが、想像以上によく飛ぶミノーだと思いました 釣れたらまた記事にします)
ボラがジャンプしていたり、ベイトもいる感じなんですがどうやらシーバスはミノーの気分ではないようです泣ということで気分を変えて前回釣れたバリッドを投入してみることに!
前回は鬼のようなウィードエリアがあり、根がかりしまくってましたが多少改善したようでだいぶストレスなく釣る事ができました(それでも1回引っかかった)が、こちらも反応なし・・・。
高速巻き、スロー、リフト&フォール等々試してみましたがノーバイトでした。
日が完全に落ちたので反応が変わるかな?と思い、サイレントアサシンを再び投入しますがやはり不発。よあんるとダメ元でアレを使うしか・・・。
救世主ビッグバッカー!
こちらが本題になります笑
何故ダメ元かというと、
- 今までこのルアーで釣れたことが無い
- 重いためウィードにかかる可能性が高い
というのが理由です。どうしてもしばらく釣れてないルアーだと信用感が無くなりがちです。1回でも釣れれば信じて投げ続けられるんですけどね笑 これはルアー釣りする人のあるあるだと思います笑
サイレントアサシンとバリッドで釣れていない状況から考えると、
- 表層直下に魚はいない?(アサシンはFとSPを使用)
- バリッドでは小さくてアピール力が足りてない?
私の中ではこのような結論になりました。この状況を埋めるルアーを考えると・・・
そうです。ビッグバッカーという選択になったわけです笑
中層から底まで引けてハイアピールということで試していないパターンには当てはまっています。
ビッグバッカーのフロントアイ側から使用し早巻き・リフトフォール、リアアイに変更してゆっくり巻いていくと・・・ゴンっ!
途中エラ洗いされてひやひやしましたが、なんとかネットイン!釣れた魚がこちら!
かなり綺麗な魚体だったので食べてもよさそうでしたが、クーラーは持っていってなかったので今回は断念。
サイズはそこそこでしたが、ビッグバッカーで初めて釣れたのでうれしい1匹でした。
ここが気になる!
3フックロングボディなので、若干エビ(ラインがフックを拾う)状態になりやすいです。
横風が強く吹くと、バランスを崩して着水時にエビ状態になることもありました。
使用する際は割り切って使う、風が強すぎる時は止める等多少配慮が必要になります。
ハイアピールルアーの一つとしてあったほうが良いかも
今回はたまたまタックルボックスに入っていたので釣ることができました。
上記のようなパターンがある事を考えると、アピール力の強いルアーはひとつ持っておくべきだと感じました。
ビッグバッカーはハイアピールルアーのひとつとして持っておいて損はないと思います。
私としては釣れないルアーから釣れるルアーに認識が変わったので使用頻度が増えそうです笑