普段2ピースロッドを使っている方がほとんどだと思います。2ピースロッドを使っているとパックロッドを見た時に「こんなに分割して大丈夫なの?」と心配になる方もいるかもしれません。
今回はそんな不安を解消するべく、エリアトラウトのパックロッド「プレッソST」を使用してきました。果たしてトラブルなく使用することはできたのか?・・・ということで記事に行きます!
プレッソSTとは
プレッソとは?
「PRESSO(プレッソ)」自体がダイワのエリアトラウトブランドであり本格的にエリアトラウトを始める方向けの商品となります。
プレッソ自体はロッド、リール、ルアー、フック、ラインとそれぞれ名前が使われており一目でエリアトラウトの商品だと分かるようになっています。
また基調カラーがあり基本的に黒とオレンジで構成されています(主にロッドとリール)
プレッソSTは本格的にエリアトラウトを始めるためのロッド
エリアトラウトロッドの代名詞「プレッソ」シリーズにおいて基準となるアイテムと機能を備えたコストパフォーマンスに優れたベーシックシリーズ。
ダイワHPより引用
その中でプレッソSTがどのような位置づけかというと本格的にエリアトラウトを始めるためのロッドになります。
プレッソシリーズの一段下のモデルは「イプリミ」となります。
こちらは見た目こそプレッソシリーズと同じ配色はしていますがプレッソシリーズではありません(かなり良いロッドですが)
プレッソの名前が入り始めるのはこのSTシリーズからになります。
上を見ると「プレッソ AIR AGS」「プレッソ LTD AGS」がありますが、必要十分な機能を有したのが「プレッソST」になります。
特徴
60UL-4 について
プールトラウトや都市型のエリアなどへの電車釣行も視野に入れた携帯性に優れた4ピースタイプ。
ダイワHPより引用
汎用性の高いアイテムでエリアトラウトを身近に感じさせてくれるアイテム。
4ピースによる抜群の携帯性
やはりこのモデルの最大の特徴は4ピース分割による携帯性でしょう。
2ピースロッドと比較するとこんな感じ。
携帯しやすく電車釣行する方にもオススメのロッドです!
パワーはULクラス
パワーはULクラスとなっています。
一般的なエリアトラウトロッドぐらいのパワーになっておりかなり扱いやすいロッドです。
シマノでいえばSULクラスのロッドに近く、鱒レンジャーで例えるならば鱒レンジャーよりももう少し硬めの調子でかなり投げやすくなっています。
実際に使用してみて
2ピースロッドと変わらない使用感
キャストフィール・飛距離について
キャストフィールとしては2ピースロッドとなんら変わりません。
違和感なく振り抜くことが可能で飛距離も十分でます。
私は普段プレッソのAGS LTDを使用していますがそこと比べても遜色ありませんでした。
ロッドの調子が絶妙で初心者の方が使っても安定した飛距離を出すことができると思います。
ロッドの性能について
ファイト中も綺麗にロッドが曲がってくれるのでバラシはかなり少なかった印象ですね。
使用していてストレスを感じる要素はありませんでした。
組み立てた状態で渡されたら多分パックロッドだとは分からないと思います笑
それぐらい扱いやすいロッドというのが個人的な印象ですね。
巻き系は問題無し!
ただ巻き系のルアーを使用する分には全く問題ありません。
スプーンからフルサイズクランク、にょろ系まで何でもOKです。
このロッド1本でかなり広い範囲のルアーはカバーできます。
操作系は他のロッドの方が良い
このロッドに限ったことではありませんが、パワーがULクラス(ダイワ基準でのULクラス)のロッドだと操作系のルアーはちょっと扱いにくいと思います。
ミノーイングやポッパー系のトップウォーターなど積極的にロッドでアクションをつけていく釣り方はこのロッドはあまりオススメしません。
ボトム系のルアーは一応使えると思いますがロッドが柔らかめな分少し扱いにくいと思います。
トラブルは無し!
ロッドがすっぽ抜けるや折れるなど目立ったトラブルは特にありませんでした。
ただ、4ピースである都合上ガイドを真っ直ぐセッティングするのが少し手間でした笑
他に注意点があるとすれば大きなバッグ等には入りますが雑に扱わないということですね。
遠征や会社帰りにオススメ
基本的にエリアトラウトロッドはそこまで長いものではなく持ち運びも楽な部類です。
このロッドを選ぶのであれば車以外での釣行や荷物を少なくしたい時になると思います。
基本的な性能はかなり高く2ピースと使用感は変わりません。
中々インプレされることがないロッドだと思うので購入を迷っている方の後押しになれば幸いです。