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21カルディアと18カルディアの違いは?

21カルディアの発売が決定しました。前モデルの18カルディアとは何が変わっているのでしょうか?

見た目の違い

18カルディアは黒と銀の割と落ち着いたカラーでした。21カルディアは黒とオレンジがベースになっており、高級感があります。

写真は18カルディア

現行のバリスティックFWに近いカラーリングになっていますね。

ザ・ダイワって感じのカラーリングになっていますね。

エリアトラウトで使用するならイプリミやプレッソにもあいそうです。

ボディの変化

21カルディアは従来のビス止めボディからモノコックボディに変更されています。

モノコックボディはルビアス、セルテート、イグジストなどミドルクラスからハイエンドに採用されている構造でした。

ちなみにモノコックボディとは、

スピニングリールの歴史のなかでは、ハウジングはボディとボディカバーの二つのパーツを組み合わせるのが当たり前だった。しかし2016年に登場した「モノコックボディ」がこの常識を打ち破った。モノコック構造とはボディ自体がフレームとしての剛性を持ち、ねじれやたわみに強く、省スペースを実現させる構造。極限状況下での耐久力や空間効率を求められるロケットやF1マシンなどに採用されている。小さなボディに150以上ものパーツを組み込むスピニングリールでも、その効果は絶大だ。ビスを固定するためのスペースが不要となることで、ボディ寸法に対するドライブギヤのサイズを極限まで拡大。実にボディの約85%もの面積を占める大口径のドライブギヤを収納できるようになった。言い換えれば、従来通りのサイズのボディならば巨大なギヤを格納でき、ギヤサイズが従来通りならば非常にコンパクトなボディを実現できるということ。18EXISTではこの特性を活かし徹底した軽量化にも成功した。「LIGHT&TOUGH」。モノコックボディを手に入れた18EXISTにとって、この言葉の意味に矛盾はない。

ダイワHP イグジストのページより

この価格帯からモノコックボディが採用されるのはすごいですね。

おそらく片側のみのエンジンプレートでボディの肉抜きはされていないので、ベースのボディは20ルビアスと同じもののように見えます。

ローターの変化

21カルディアではザイオンVエアローターを採用しています。

超軽量のZAION Vエアローターを搭載。巻きだしの軽い回転と、高い剛性を実現する。

ダイワHP カルディアのページより引用

18カルディアはDS5製エアローターだったので少し巻きが重い感じだったのですが、ローターが変わっているのであれば回転性能は期待できそうです。

材質・重量の変化

材質はザイオンVという新素材を使用しているようです。

ザイオンVとは

21CALDIA、21FREAMSで初採用となるZAION V。多くのリールを、もっと軽く、強く。そのために開発されたカーボンハイブリッド樹脂が、ザイオンV(「V」はバーサタイル)。ハイブリッドするカーボン量を緻密にコントロールすることで、金属を凌駕する軽量性と、高い剛性をハイレベルで実現するとともに、多くのリールに搭載可能なバーサタイル性をあわせ持たせた。カーボンハイブリッド樹脂のMAXスペックともいえるザイオンのエッセンスを受け継ぐ。

ダイワHP カルディアのページより引用

ザイオンを使用している20ルビアスと具体的な違いは分かりませんが、とりあえず重量で比べてみました。

品名自重(g)
21カルディア LT2500195
20ルビアス  LT2500175
18カルディア LT2500190

ボディ構造が同じでもさすがに20ルビアスと重量は同等レベルにはならないようです。(まあ2万程度差があるので笑)

意外だったのは18カルディアよりも5g重くなっている所です。この原因としては、ボデイの形状・材質にあると思います。

21カルディアが肉抜きされていない20ルビアスベース(おそらく)であるのに対し、18カルディアは17セオリー等の肉抜きされているボディがベースになっているのでまずこの部分で重量が変わってきます。

そして20ルビアスと比較すると20gの差があります。ボディ形状が同じだと仮定すると、これは材質の重量の差になってくると思います。

上記二つの要因が重くなっている理由だと思います。

重くはなっているとはいえ5gになります。この価格帯でモノコックボディとザイオンVエアローターが搭載しているのであれば十分許容範囲だと思います。

ラインナップ

18カルディアとの大きな違いはFC(フィネスカスタム)モデルが追加された事ですね。

FCモデルは1000番、2000番、2500番のラインナップになります。ハイギアモデルは2000番しかないので要注意です。

FCモデルは1000番台のボディに1000~2500番のローターとスプールを組み合わせたものになります。自重は軽くなりますが、1000番ボディなので巻きは重くなるので購入の際は要検討です。

FCモデル以外は2500番、3000番、4000番のラインナップになります。

価格

amazonを見てみると、大体24000円前後(8/25現在)で販売しているようです。

まとめ

ボディ構造と素材が変わっているので、18カルディアよりは間違いなく性能は上がっていると思います。

気になる点としては、ザイオンVエアローターがどれだけ回転性能・レスポンスが良いかになります。

ルビアスまではいかなくても、それに近い性能であれば十分買いのリールだと思います。

最新のダイワの技術が詰まった比較的低価格のリールなので、気になる方は予約してみてはいかがでしょうか?

追記:店頭で回してみましたが、巻きの滑らかさはルビアスのほうが上でした(同じ番手で比較)ただ、18カルディアと比べるとかなり良くなっていると感じました。

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