5年の月日を経てセルテートが新しくなりました!19セルテートも相当良いリールでしたが24セルテートはどうなのか?今回は発売前にスペックを確認していきます!
セルテートとは?
セルテートはダイワのハイエンド機種のひとつになります。
最上位のイグジストが軽さを追求したモデルに対し、セルテートは剛性を追求したモデルになります。
ダイワの汎用スピニングの中では最もパワーファイトが得意なモデルでありシーバスや青物、サーフでのフラットフィッシュでよく使われているイメージですね。
基本的に大型の魚を釣ることをメインに設計されているので19セルテートまでは2500番からのラインナップでした。
今回からはより幅広い魚種に対応するためにFCモデルが追加されています。
24セルテートの特徴
ゆるぎない信頼を。感性と共鳴する歓びを。
いつまでも愛着を持って使い込んでもらえるようなスピニングリールを創りたい。特定の誰かのためではなく、すべてのアングラーのために――。そのために目指したのは、使い手を選ばない快適な操作性、不安を感じさせない確かな剛性。CERTATEに込められた、その理念は20年の時を経た今も、何ひとつ変わることはない。
ダイワHPより引用
NEW CERTATEに搭載された、次世代スピニングリールの設計思想「エアドライブデザイン」は、快適な操作性を求め続けた、CERTATEのひとつの到達点。釣り人が求める、意のままにルアーを操作することを目指した設計思想で、最大4つのテクノロジーで構成される。このエアドライブデザインをフル装備することで得られる恩恵は、あまりにも大きい。最適な重量バランスからなる軽やかな操作性。タックルとの一体感を得られる軽快な回転フィール。わずかな魚のアタリや流れの変化も感じられる巻き感度。ライントラブルの大幅な低頻度化。それは、現代のアングラーに向けたCERTATEの明快な答え。新型ドラグのATD TYPE-Lは、ラインへの負担を軽減し、ハイレスポンスでスムーズな滑り出しによる安心で心地よいファイトを約束してくれる。
この操作性は、確かな剛性なくしては得られない。だからこそCERTATEは、一貫して剛性にこだわり続けてきた。その象徴ともいえるのが、アルミ素材による一体成型構造の「モノコックボディ」。従来構造のスピニングリールで弱点だった、高負荷時のボディのたわみを極力抑え、強い巻き上げパワーを実現するダイワ独自のテクノロジー。そこにねじ込まれるエンジンプレートもまた、アルミ製。つまり、アルミ製のフルメタルボディによって、心臓部である内部構造は、がっしりとサポートされている。その内部に組み込まれるドライブギアには、硬度を高める特殊表面処理を施し、高負荷時のギアへのダメージを軽減。その動力をフロントユニットに伝えるメインシャフトには、アルミよりもさらに剛性の高いSUSを採用することで、パワーロスすることなく、パフォーマンスを最大限に発揮する。確かな剛性と快適な操作性。この一環した質実剛健こそ、積み重ねた信頼の証。正統進化を果たした20年目のNEW CERTATE、新時代のスタンダード・スピニングリールを、すべてのアングラーに。
ダイワもかなり気合の入っているプロモーションしてますね。いつも思うのですがダイワのミドルクラス以上のリールを新発売する時のHPの作りこみにはいつも驚かされます笑
24セルテートの特徴はイグジスト・エアリティにも採用されたエアドライブデザインとATD-type-Lの採用、そして新たに超々ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアの採用でしょう。
22イグジスト、23エアリティを現在使用していますが、その傾向と同じく24セルテートもかなり低慣性なリールに仕上がってくると予想できます。「止めたい所でピタッと止まる」ので19セルテートよりも繊細なアプローチができるようになるでしょう。
そして超々ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギアの採用。
19セルテートではアルミ製だったので24セルテートではさらに強度の高いギアを採用したことになります。19セルテートでも特に不満はありませんでしたが、より24セルテートはより安心してパワーファイトができるはず!!
24セルテートのラインナップ
アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ (cm/ハンドル1回転) | ギア比 | ハンドルアーム長 (mm) | ベアリング (ボール/ローラー) | 最大ドラグ力 (kg) | ハンドルノブ仕様 |
FC LT2000S-P | 170 | 64 | 4.9 | 40 | 10/1 | 5 | HG-I |
FC LT2000S-H | 170 | 76 | 5.8 | 45 | 10/1 | 5 | HG-I |
FC LT2500S | 175 | 72 | 5.1 | 50 | 10/1 | 5 | HG-I |
FC LT2500S-XH | 175 | 87 | 6.2 | 50 | 10/1 | 5 | HG-I |
FC LT2500S-DH | 185 | 72 | 5.1 | 90 | 12/1 | 5 | HG-I |
LT2500 | 200 | 73 | 5.2 | 50 | 10/1 | 10 | HG-T |
LT2500-H | 200 | 80 | 5.7 | 55 | 10/1 | 10 | HG-T |
LT3000-CH | 205 | 85 | 5.7 | 55 | 10/1 | 10 | HG-T |
LT3000 | 225 | 77 | 5.2 | 60 | 10/1 | 10 | HG-Tラージ |
LT3000-XH | 225 | 93 | 6.2 | 60 | 10/1 | 10 | HG-Tラージ |
LT4000-C | 235 | 82 | 5.2 | 60 | 10/1 | 12 | HG-Tラージ |
LT4000-CXH | 235 | 99 | 6.2 | 60 | 10/1 | 12 | HG-Tラージ |
LT5000D-CXH | 245 | 105 | 6.2 | 60 | 10/1 | 12 | EVAラウンド ライト |
LT5000D | 290 | 87 | 5.2 | 65 | 10/1 | 12 | EVAラウンド ライト |
LT5000D-XH | 290 | 105 | 6.2 | 65 | 10/1 | 12 | EVAラウンド ライト |
なんと全15種類のラインナップとなっています!
追加になったのはFCモデルですね。19セルテートとは微妙にラインナップが変わっており、3000番のダブルハンドルが無くなりFC2500番モデルとして出ていますね。19セルテートにあった2500番のエクストラハイギアもFCモデルに変更になってます。
よりそれぞれの釣りのジャンルに寄り添ったラインナップになったといえるでしょう。
通常モデルとFCモデルの違い
FCモデルの概念が変わっていなければFCモデルは1000番ボディに対して他の番手のスプールを載せているモデルになります。
パワー不足にならないの?と気になる方もいるかもしれませんが、ルビアス・ルビアスエアリティ・エアリティ・イグジストのFCモデルと使ってきた感想としてはパワー不足を感じることは無いですね。60cmぐらいまでなら全然余裕でファイトできます(エリアトラウトで4lbのラインを使用した場合になります)
セルテートならもっと安心してファイトできると思います!
他にはラインローラーにマグシールドが搭載されていないのが特徴のひとつですかね。
FCモデルは実際使えるのか?
個人的な結論から書くと24セルテートのFCモデルは間違いなく使えるでしょう。
そもそも私が19セルテートをエリアトラウトで使っており、特に困るようなことはありません。
金属ボディで低慣性の機種は現状24セルテートぐらいなので大きな個性にはなると思います(他社ですがシマノの22ステラ、24ツインパワーはどちらかといえば慣性が効くタイプのリールなのでそことの差別化は出来ているでしょう どちらを選ぶかは好みですが)
さすがに軽さではダイワの他の機種には負けていますが大物を釣る時の安心感はかなりあります。ライトソルトで使用したことは無いので何とも言えませんが、エリアトラウトに関しては間違いなく使えるリールとなるでしょう。
安心感のある釣りをしたいなら24セルテート!
ダイワの機種で使っていて最も安心感がある機種と聞かれるとやはりセルテートでしょう。
実際に触ってみるとよく分かりますがダイワのスピニングの中ではかなり異質な存在感のリールです。
19セルテートもかなり良いリールでしたが、24セルテートはそれを超えるリールとなるでしょう!ちなみに私はフィネスカスタムモデルを購入する予定です笑