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リールのハンドルを交換する事のメリット・デメリットは?

釣りをしているとリールやロッドで改善したい・変更したいという場面が出てくると思います。ロッドは買い換える事しかできませんが、リールであればカスタムすることで性能を変化させることができます。今回は簡単に変更することができるリールハンドルについて書いていきます。

リールハンドルの交換について

大前提として違うメーカーのものは付けれません。

シマノであればシマノのハンドル、ダイワであればダイワのハンドルでしか互換性がありません。

その他メーカーで発売されているものを取り付ける際は互換性を確認しましょう。

同じメーカーものでも差込形状を確認

最近は少なくなってきましたが、まだエントリークラスのリールには供回り式のハンドル(スピニングリール)が使用されているものがあるので注意が必要です。

また、極端に大型番手のものなどは適合しない場合もあるのでそこも確認しておきましょう。

メーカーから発売されている状態が最もバランスが取れている状態

基本的には発売されている状態のものが最もバランスが取れている状態なので、特に不満が無いのであれば変更する必要はありません。

そこを頭に入れたうえでハンドルを交換するメリット・デメリットを見ていきましょう。

ショートハンドルにする場合のメリット・デメリット

ショートハンドル・・・つまりハンドルを短くする場合のメリット・デメリットについて書いていきます。

ショートハンドルにする場合のメリット

巻き感度の上昇

ハンドル長を短くすることの主なメリットは巻き感度の上昇です。

変更する前に比べルアーの動きや水流の変化が分かりやすくなります。軽いスプーンを使うエリアトラウトやアジングなど繊細な釣りをする場合に変更される場合が多いです。

大きなメリットではありませんが、ハンドル自体を短くすることで僅かですが自重の軽量化することができます。また、回転させた時の円が小さくなるのでリトリーブ時の安定感が上がります。

ショートハンドルにする場合のデメリット

巻きが重くなる

ハンドル長を短くすると巻きが重くなります。

これは感度が上がることとのトレードオフになるので仕方がありません。

ただ、巻きが重くなるといっても極端に重くなるだけで僅か程度になります。機種によっては5mm下げた程度では空回しではほとんど変化がない場合もあります。(特にダイワのモノコックボデイ採用機種はその傾向が強いです)

僅かだが確実に巻きは重くなるので引き抵抗の強いミノーやバイブレーションを扱うには不向き

反面、軽くて巻き抵抗の少ないルアーを使用するエリアトラウトやアジングなどはそこまで大きなデメリットはありません。また、巻きが重くなるのでドラグを締めてゴリゴリ寄せてくる釣り方にも向いていません。

ショートハンドルにする場合のまとめ

向いている釣りは繊細な釣り(アジング・エリアトラウト等)  

感度は上がるが巻きは僅かに重くなる     

パワーファイトには不向き  

ショートハンドルにする際の簡単なチェックポイントは以上になります。

パワーファイトは不向きとしていますが、言い換えるとドラグを上手く使って釣るという事になります。

私はエリアトラウトでセルテートを使用しています。現在リールハンドルを55mm→45mに変更して使用していますが40~50cmクラスは全く問題なくキャッチできています。

巻きは重くなりますが、リール自体のパワーが落ちるわけではないのでドラグをしっかり設定しておけば大型魚も特に問題ありません。

このことからもショートハンドルは繊細でパワーファイトを行わない釣りに向いているといえます。

ロングハンドルにする場合のメリット・デメリット

ロングハンドル、つまりハンドル長を長くすることのメリット・デメリットについて書いていきます。

ロングハンドルにする場合のメリット

巻きが軽くなる

まあショートハンドルにする場合と逆です!!といえばそうなんですけど一応書いていきます笑

ハンドル長を長くすると巻きは軽くなります。

引き抵抗が大きいバイブレーション、重いジグを扱うショアジギング等のどちらかタフな釣りをする場合に向いています。もちろん魚とファイトするときも軽く巻けるようになるので、パワーファイトする場合もオススメです。

ロングハンドルにする場合のデメリット

巻き感度が落ちる

楽に巻けるようにはなりますが、巻いている際の感度は落ちます。

バイブレーションやメタルジグを使用している際は特に気になりませんが、シンキングペンシル等の引き抵抗の弱いルアーを巻くと動きの変化が分かりづらくなります。

また、ハンドルが長くなることで僅かですが自重が重くなります。

ある程度無理やり巻けるようになってしまうので、ラインブレイクやフックが伸びる事も考慮しながらドラグ設定をする必要があります。

ロングハンドルにする場合のまとめ

向いているのは巻き感度を必要としない釣り(ショアジギング等)

巻き自体は軽くなる

パワーファイトに向いている

ロングハンドルが向いているのはパワーファイトをする釣り、巻き感度をあまり重要としない釣りになります。

巻きは軽くなりますが、水流の微妙な変化等は分かりづらくなります。軽い力でリールを巻けるようになるので、ラインの強度以上・フックの強度以上で巻き取らないようにドラグ設定が重要になってきます。

釣り方にあわせて選択しよう

今回はノーマルハンドルからハンドル長を変更した場合のメリット・デメリットを紹介してみました。

基本的には発売された状態でバランスはとれていますが、それでも変えたいタイミングは出てくると思います。

大事なのは何を優先したいかであり、それで釣果が変わってくるのであればカスタムするのは全く問題ないと思います。悩んでいる方はメリット・デメリットをよく考え、ハンドルを交換してみてはいかがでしょうか?

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