新世代のスプーンワレット。それがロデオクラフトのカーボンチェンジャーワレットです。普通のスプーンワレットとは違い、箱型なので一体どのぐらいのスプーンが入るのか?使用感など気になっている方もいると思うので今回はこちらについてインプレしていきたいと思います!!
スプーンワレットとは?
カーボンチェンジャーワレットに行く前に軽くスプーンワレットについて解説しておきます。
従来のスプーンワレットは財布のような形状をしており、そこにスプーンを掛けていくことで収納してきます。収納できる量についてはワレットの大きさに依存しており、大きくなる程へたってきて若干使いにくい感じがあります(個人の感想です)
基本的にはワレットの1面について1列のスプーンを掛けていく形になるので、使うスプーンの種類・重さによってワレットの量は増えていきます。
開いた仕切りにスプーンを掛けていく性質上、スプーンが多ければ多いほどかさ張り機能性は悪くなります。
枚数が少なかったり、大き目なスプーンを入れる場合は従来のスプーンワレットの方が向いているとは思います。
カーボンチェンジャーワレットとは?
カーボンチェンジャ-ワレットはロデオクラフトから発売されているワレットです。
普通のワレットとの違いは箱形のケースとプレート
チェンジャ-ワレットの特徴としてそれぞれの機能が独立していることが挙げられます。これまでワレット1つで行っていた機能を分割することで使用しやすくなっています。
具体的にはスプーンを入れるための ”ケース” とスプーンをしまうための ”プレート” で成り立っています。
「百聞は一見に如かず」という言葉があるようにこの機能については実際に見てもらった方が分かりやすいはずです。ということで画像をどうぞ!!
ケースの中に6枚のプレートがありそれぞれが立てられる構造になっており、かなりすっきりした印象を受けるのではないでしょうか?
もちろんプレートは一枚ずつ取り出せるようになっており、必要なプレートだけ出して使用することも可能です。プレートごとにスプーンの重さを管理することができるため、普段使いはもちろんですがトーナメントに出る方にとってもかなり使いやすい仕様になっています。
スプーンを刺す高さも固定されるため実際収納するとワレットよりもかなり綺麗に収納することができます。
ロデオクラフトの商品なので関連商品でいくとノア、ジキル、ブラインドフランカーなどを収納するのに向いているワレットです。
一部収納に向いていないスプーンもあるので注意!
カーボンワレットチェンジャーは非常に便利ですが、従来のワレットから形状が変わったことで収納に向いていないスプーンも出てきます。
大きいスプーンは収納に向いていない
ロデオクラフト商品で行くとノアボスなどの各BOSSシリーズのスプーン、キューム(QM)が該当します。
フックを掛ける位置からプレートまでの高さは決まっているので、その間隔よりも全長が長いスプーンは収納できません。(ノアボス2.6gからちょっとキツイですね・・・笑 一応入るは入るんですが笑)
これは私の推測の話になりますが、おそらくライトユーザー向けの商品というよりはある程度エリアトラウトをやっている方向けの商品として開発されていると思います。エステルラインとマイクロスプーン主流がなってきている中で中々ノアボス等の2.6g以上を使用することは少ないと予想できます。最近発売された、ノアボス2.2gやキューム1.8gもそういう傾向があり、全体的に軽く・小さくする方向に進んでいる気がしますね。
少し話がずれましたが、カーボンチェンジャーワレットは2g前半までのスプーンを対象としたワレットであるという認識でいた方が購入した時のギャップが少ないでしょう。
逆に大きいスプーンは従来のワレットのほうが間違いなく使いやすいと思います。私自身、メインで使うノアとノアjrをチェンジャーワレットに入れ、ノアボス以上は普通のワレットに入れて使用しています。
ストレスフリーな釣りがしたいなら是非!
私もスプーンの数が少ない時にはチェンジャーワレットの使用を考えていませんでした。ですが、エリアトラウトを始めてスプーンが増えていくうちにスプーン増えすぎてなんとか整理できないか・・・と思っていた時期もありました。
チェンジャーワレットは安いとは言いにくい値段ですが、買ってからは釣り場でのスプーン交換はかなり楽になりストレスなく釣りができています。
スプーンの整理に困っている方、自身のレベルアップをしたい方には間違いなくオススメできるワレットなので迷っている方は是非試してみてはいかがでしょうか?