以前激安スカリを紹介しましたが、今回は普通のスカリをまとめてみました。
釣った魚を入れるかごの名称はスカリまたはビク
釣った魚を入れるかごの名前は スカリ もしくは 魚籠(ビク)
スカリまたは魚籠(ビク)とは魚を生かしたままでキープする入れ物になります。
生きたまま魚をキープできるので、最後にまとめて締めたいときに持っていると非常に便利です。
特に大物狙いでおいしく持って帰りたいときは必須ですね。最後に血抜き等の処理をすることで鮮度を保つとともに、身に血がまわってしまうのを防ぎます。
氷のみで締めてしまうとせっかく釣った新鮮な魚がスーパーで買った魚と同じレベルまで下がってしまいます。
ブランドサーモンや赤身のトラウトを売りにしている釣り場であれば間違いなく準備した方が良いです!
スカリを使用するメリット
魚が弱りにくい
スカリを使用してキープすると魚が弱りにくいです。
例えばバケツなどで魚をキープするとバケツの中の分しかの水量と酸素量しかありません。キープした魚が増えてくるとがその水量と酸素量をその魚たちで分け合うことになります。そうなると必然的に魚はどんどん弱っていき、魚は死んでいきます。
死んでからはどんどん鮮度は下がっていきます。せっかく新鮮な魚なのにそれをするのは非常にもったいないと思います。
スカリを使用すると、魚は池や海にいるのと近い状態になるので弱りにくくなります。
最後に適切に処理して美味しく食べるのであればスカリはかなり重要です!
丸形スカリ
この形状が最も一般的なスカリになると思います。呼び方はいろいろあると思いますが、形状は円形の輪にネットが張られているものになります。
サイズ、形状も様々あり、スカリの中ではリーズナブルです。
気になる箇所としてはちょっと魚が入れずらい場合があります。
四角形スカリ
丸形に比べると、少し値段は高くなりますが四角形のスカリもあります。
このタイプは形状保持されているもの多く、見た目にもきれいに魚をキープすることができます。また開口部は広く、魚が入れやすくなっているのも特徴になります。
スカリ自体が浮くようになっているタイプのものも存在します。
網
以前も紹介しましたが、見た目にこだわらなければ網もおすすめです笑
私はエビ溶かし網を使用しています。(安上りなので笑)
真夏以外であれば網でも十分にキープ可能です。
キープした魚は適切な処理が必要
冒頭でも軽く書きましたが、生かしてキープした魚は適切な処理をするとよりおいしく食べられるようになります。
具体的には血抜きと神経締めになります。
※釣り場には大体捌き場があるので必ずそこで行いましょう。池での下処理は大抵禁止されています。禁止されていなくても池の水質悪化につながり結果的に釣れにくくなるのでやめましょう。
私は面倒くさがりなので神経抜きまではしませんが、血抜きは簡単なので是非やってください。
大型になる程、血の量は多くなるのでやったほうが良い
方法は簡単でエラ部分にはさみを入れて切るだけになります。うまく切れると血が流れ始めるので水で流しながら血を出し切ってください。その後はエラ部分からお尻まではさみを入れて内臓を取り、きれいに洗って終了です。
ナイフ・包丁を使うよりははさみのほうが圧倒的に楽だと思います(捌くわけではないので)
その後はビニール袋等で魚を包んで、氷・保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて終了です。
キープ前提の釣り場は氷を販売している所も多いので、忘れても安心です笑
ちなみに私がよく行く開成フォレストでは販売しています。
キープするならスカリは必要
ちょっと話がそれましたが、スカリは持っておいた方が良いです。
無料で貸してくれる箇所もあったりしますが、大体は有料で100~500円取られます。
最低でも網を買っておけば2~3回でもとが取れます。本格的に管釣りを始めようとする方は持っておいて損はないと思います。
もちろん海でも川でも使用できます。
とりあえず網だけでも持っておくのはいかがでしょうか?笑