ダイワのエリアトラウト用のエントリーロッド、トラウトX。エントリー用とは言いますが実際に使ってみたところかなり使用感が良かったので今回はその紹介記事になります。ぶっちゃけしばらくアップデートされていないイプリミよりも良いのでは?と思ってしまうクオリティです!!もうエントリーレベルに収まるロッドでは無いような気はしてます笑
トラウトXとは?
冒頭でも書きましたがトラウトXはダイワから発売されているエリアトラウト用の入門モデルになります。
ダイワの実売価格としては1万前後ですが、アマゾンで見ると9000円前後と1万円を切る価格となっています。
ラインナップ
ダイワHPより引用
品名 説明 40XUL
46XUL
50XUL冬季の水上公園を利用したプールトラウトをメインに、小型ポンド、流水の管理釣場で使いやすいグラスソリッドティップモデル 56XUL マイクロスプーンなどの軽量ルアーも投げやすいレギュラーテーパーモデル 56UL スプーンからプラグまで使えるショートオールマイティーモデル 60XUL マイクロスプーンなどの軽量ルアーも投げやすいレギュラーテーパーモデル 60UL スプーンからプラグまで使えるオールマイティーモデル 60L ミノーやプラグを操作しやすく、重めのルアーにも対応したモデル 63UL 小規模ポンドから大規模ポンド、レギュラーサイズから大型のトラウトまで、あらゆるシチュエーションに対応するモデル 66UL 大規模ポンドや大型トラウトのいるポンドで、ルアーを遠投し沖のスレていないトラウトを狙うのにオススメのモデル
ラインナップはかなり幅広くありますが、実際に使う場合はULクラスのどれかを選ぶのが良いでしょう。
今回私がインプレするのは63ULですが、個人的には66ULがオススメです。理由は単純に長い方が遠投が効いて釣れる確率が高いからですね。
ショートモデルもありますが、よっぽど理由が無い限り初心者の方は採用すべきでは無いです。
他の場所で使いにくいのと単純に扱いにくいと思います。プールトラウトでも6ft後半のロッドで全く困ることは無いので安いからといって選ぶのはやめておいた方が無難です。
旧モデルとの比較
写真を見ていただくと分かると思いますが21トラウトXにはブレーディングXが採用されており上部のブランクス部分に帯のような模様が入っています。
ブレーディングXとは以下のよう機構になります。
■BRAIDING X(ブレーディングX)
ブランクのバットセクション最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、ロッド操作時のパワーロスにつながるネジレを抑制するための強化構造。細くても高い強度を確保し、持ち重り感を低減することで操作性が向上している。
ダイワHPより
旧トラウトXにも薄っすらと入っている感じはありますが、21トラウトXと比べると差は歴然です。使用していてもその差を感じる部分だったのでこれは大きな進化でしょう。
見た目的にも21モデルの方がしっかりした作りに見えます(実際しっかりしてます)
見た目でいうとグリップのセパレート部分が若干変わった事も高級感のアップにつながっていますね。
旧モデルもシンプルで良いデザインですが、やはり21トラウトXの方が凝ったデザインとなっています。
この部分だけ見ると「元々同じモデルで同じ値段のロッド」だと思う人は少ないのではないでしょうか?笑
見た目・実釣性能ともに旧モデルとは比較にならないぐらいバージョンアップしています!!
実際に使用してみて(63UL)
タックルセッティングはこんな感じでした。
- 21トラウトX 63UL
- セドナ C2000HG
- ナイロン 3lb
竿を振ってみて感じたのはやはり旧モデルと比べると確実にブランクスのブレ収束が早くなっていますね。
これによりかなり快適にキャストできるように進化していると感じました。
魚を掛けてもパワー不足を感じることはなく、こちらが主導権を握ってファイトできます。パワーの表記としてはULですが、プレッソシリーズのULよりはパワーがある感じに仕上がっているので大物も問題無さそうです。
上位モデルとの大きな違いはやはり重さにはなってきますが、使用した感じは重いと感じることもありませんでした。
上位モデルはかなり感度が高くなり、AGSなども搭載されますがエントリーモデルにそこまでの性能を求めるのはちょっと違う気はしますね笑
基本的にはオールマイティーにスプーンやクランクを使えるように設計されており、そこまで尖った使用感は無く扱いやすいロッドでしょう。
長く使用できるエントリーロッド
最終的な感想としてはかなり完成度の高いロッドだなという感じです。
何より使っていて不便に思う事が特に無かったです笑
さすがにその後にプレッソシリーズを触ると違うなとはなるんですが、最初に使ったロッドがこれならしばらくはこのロッドで釣りを続けられるなと思います。
見た目の高級感もあるのもオススメポイントです!
エリアトラウトの最初のロッドで迷っている方はトラウトX ATで始めてみてはいかがでしょうか?