22ステラで細いラインは不具合が発生しやすいのは本当？エリアトラウトで検証してみた！

発売される前から話題になっていた22ステラ。中型番手～大型番手の評価は高いですが、ライトラインを扱う小型番手には不穏な噂が・・・。ということで実際に使ってみてトラブルが発生するのか検証してみました。

22ステラは不具合が多いという話

22ステラは高い評価が聞こえる一方で不具合やトラブルが多いという話も聞きます。

試しに「22ステラ　不具合」でグーグルで調べると・・・

などなど様々な検索候補が出てきます。

魅力的な機能が詰まっているステラですが、こんなワードが出てくると購入をためらってしまう方もいるのではないでしょうか？

ステラと言えば耐久力と高い剛性、精密な巻き心地が特徴のシマノのフラグシップモデルになります。

「果たして本当にトラブルが多いのか？」

大型番手は他の方に任せるとして、今回はエリアトラウトで最も使用されるであろうC2000番を実際に使用してインプレしてきます。

22ステラに不具合が発生しやすい理由

これに関しては間違いなくスーパースローオシュレートが原因だと思います。

大きな機能の変化はこのオシュレートの追加で他の機能はそこまで増えていたり進化したりしていません。

密巻をする際に不具合が出やすいのはなんとなく想像はできますね。

スーパースローオシュレートとは？

では一体スーパースローオシュレートとは何なのか？

シマノのHPを見てもその言葉は出てきません。この言葉の意味を知るためにはまず「オシュレート」について理解しなければいけません。

オシュレート・・・スピニングリールのハンドルを回した時、スプールが上下に動く事

22ステラはスーパースローオシュレートということでスプールがかなりゆっくりと上下します。

ということで以下2機種で比較してみました。

別メーカーですが2000番の22ステラと23エアリティを比較した所、スプールの上下のスピードは1/3以下となりました。実際に回していてもかなり静かに動いているなという印象は受けますね。

シマノのHP上ではこのオシュレート機能の事を「インフィニティループ」として紹介しています。

シマノのHPで出てきていないこのスーパースローオシュレートという言葉については村田基氏の動画で語られています。

やはり村田氏の影響力は大きく、あっという間にこの言葉が浸透していったのだと思います笑

実際に使用してみて

ナイロンラインの場合

私は大物狙いの時はほぼナイロンを巻いています。今回ステラにも4lbのナイロンを巻いて半日ほど釣りをしましたが特に不具合は発生しませんでした。

何なら70アップもキャッチできているので良くできたリールだなという評価でした笑

PEラインの場合

噂では細いラインは不具合が発生しやすいといわれていた22ステラ。

使用したラインはPEの0.3号。

実際に釣りをしたところ特にトラブルなく釣りをすることができました。

PEラインで使用したのは2g前後のスプーンとクランク系のプラグですがこの2種類に関しては問題ありませんでした。

ある程度巻き抵抗があり、ラインが張られている状態であればトラブルは発生しないのかもしれませんね。

今回は1g以下のスプーンは試していないので、そのあたりを使った場合どうなるのかも今後検証したいと思います。

結果としてトラブルは無し！

今回は6時間ほど試験的に使用し、この記事を書いている間にも2～3度ほどこのセッティングで釣りをしましたが特段トラブルというものは発生しませんでした。

ある程度ラインが張られている状態で巻き始めればトラブルはほとんど起きないでしょう。

2000番台で70オーバーをキャッチできる耐久性、いつまでも回したくなるフィーリングは随一のものです。

もしライントラブルの件で購入を迷っているのであればそこは気にせずに購入する事をオススメします。

非常に完成度の高いリールなので買って後悔はしないでしょう！