エリアトラウトをやる方・これから始めようとする方で知らない方はいないであろう鱒レンジャー。その値段を見るとアマゾンで3000~4000円前後とシマノやダイワの入門モデルと比べると半分以下の値段です。安いのはありがたいのですが、このロッドを使った事が無い方から見ると「こんなに安いと折れるんじゃ・・・」と逆に心配になる方もいると思います。
今回はエリアトラウトを初めた時に使用していた鱒レンジャーをインプレしてみようと思います。初心者から上級者までに愛されるロッドの実力はいかに?そして折れる心配は無いのか?ということで記事にいきます!!
鱒レンジャーとは
鱒レンジャーの概要
・ツリモンから発売されているトラウト用のグラスロッド
・ロッドカラーが豊富
・長さは4ftまたは5ft
・スピニングとベイトモデルが存在
鱒レンジャーとはツリモンから発売されているトラウト用のロッドになります。
鱒レンジャーと名乗るだけあって色の展開も豊富で、シャインレッド・シャインブルー・シャインイエロー・シャイングリーン・シャインピンクの5色展開になっています。
わざわざシャイン○○というカラー表記にしてあるのは戦隊もの意識でしょうか?笑
長さは4ft、5ftがあるんですが4ftは現行上記のカラーになります。
5ftになるとつ追加ヒーローの如くカラーが増え、DarkKnightⅡ(ゴールド・Mブラック・Mレッド)他、迷彩などが追加になります笑
ちなみに5ftになると「グレート鱒レンジャー改」に名前が変わります。戦隊ものではありませんがドラゴンボール改からインスパイアされたのでしょうか?
最新作では月刀夜光と書いてあります。もう私にはついていけません笑
それにしても鱒レンジャーにダークナイト2ですからね・・・。この名前に決まるまでの経緯を聞いてみたいものです笑
ちなみにスピニングだけではなく、ベイトバージョンも発売されています。
鱒レンジャーの特徴
鱒レンジャーの名前につられて上では書きすぎてしまいましたが、ここからが本題です。
鱒レンジャーの特徴
・ワンピースロッド
・グラス素材でできている
・魚をバラしにくい
ワンピースロッド
鱒レンジャーの特徴のひとつはワンピースロッドになります。最近の竿は2ピースが多いので珍しいのではないでしょうか?
なので持ち運びの際は他の竿よりもスペースは取ります。sp40で1.2m、sp50で1.5mなので普通のケースでは入らなかったりするので要注意です。
グラス素材でできている
一般的なロッドはカーボン+他の素材等で作られていることが多いです。
それに対して鱒レンジャーは主にグラスで作られています。
カーボンとグラスの違いは固さになります。シーバスロッド等に使用されているカーボンは胴部分から曲がるということはほとんどありませんが、グラスロッドは胴から曲がります。
グラスロッドは魚を掛けにいくのはあまり得意ではありませんが、その特性を生かして掛けた魚をバラシにくい特徴があります。
実際に使ってみて
まずキャストが慣れるまで難しいです。かなりしなるのでカーボンロッドと同じタイミングで離すと変な方向へ飛んでいきます。
離すタイミングとしてはカーボンロッドより1テンポ遅いくらいがちょうどいいぐらいです。
前にも書きましたが、掛けにいくのは向いてません。穂先がペナペナなので合わせをしっかりしないとフッキングパワーは伝わらないと思います。
掛けた後はロッドが勝手に魚の動きに追従するので、カーボンロッドに比べてバラシは少ないです。
ひとつ難点をあげるとすればランディングが難しい事でしょうか?
竿が曲がりすぎるので手前での魚のコントロールが少し難しいです。
特にプールトラウトのように手前側も深い場所だと竿が曲がる分、下に潜られます。
竿が魚の勢いを吸収するのでバレる事は少ないですが鱒レンジャーを使用する際は覚えておいたほうがいいですね。
ルアーの重さの制限は書いてありますが40gや50gなど極端な重さでなければ使用することはできます。(※使用する際は自己責任でお願いします)
重くなるほど投げるのは難しくなりますが、おそらく折れません笑
向いているかは別として、ライトソルト・バスフィッシングにも使用することは可能です。
サブロッド・最初の1本として是非!
鱒レンジャーは値段も安く、踏んだりしない限りはまず折れません!
とりあえず1本もっておくとメインロッドが壊れた時にも活躍できます。
とりあえずロッドが欲しい初心者の方にもおすすめです。
トラウトロッド関連の記事はこちら!