放流と言えば赤金!実際投げてみると・・・思ったよりも釣れない?他の人も金、銀、赤金、オレ金を使っているのに釣れていない・・・そんな状況を見たことはありませんか?もしくは同じ人だけが釣り続けているような状況・・・
そんな時は定番以外のカラー使っている可能性が高いです。今回は放流狙いで影に隠れがちなオススメカラーを紹介していきます。もちろん定番カラーについても使い方を解説しているのであわせてどうぞ!!
放流について
エリアトラウトが他の釣りと大きく違うのは「放流」があることです。
放流の特徴
・まだ釣られた事がない魚が入ってくる
・気温や水温など条件によっては渋い場合もある
・元々池にいた魚のパターンも変化する
まだ釣られた事がない魚が入ってくる
放流される魚は養殖された魚です。
基本的には固形のエサ(ペレット)で育てられており釣られた経験のない魚です。
ルアーに対する警戒心は薄く興味を持ってチェイスしてくる魚が多いです。
やる気のある魚が多く初心者の方が最も釣りやすい魚だといえます。
気温や水温など条件によっては渋い場合もある
基本的には釣りやすいのが放流された魚です。
ただし暑すぎる・寒すぎるなど諸々の条件によって中々釣れない時もあります。
このような時はこの後紹介する定番カラー以外の色が有効だったり、プラグの方が有効だったりします。
元々池にいた魚のパターンも変化する
放流された魚は活性が高く活発に泳ぎ回る傾向が強いです。
それに引っ張られて元々いた魚もパターンが変わることが結構あります。
急にプラグに反応しなくなったり、食ってくるレンジが変わったりとその変化は様々です。
ですがその効果は短くて15分、長くて1時間程度であり少しずつその日に有効なパターンに戻っていきます。
放流された魚も落ち着いた後は元々池にいた魚の活性に近づいていくことは覚えておきましょう。
放流狙いのポイント
ポイント
・ひとつのカラーにこだわりすぎない
・上のレンジから狙う
・いつもよりも気持ち早めに巻く
ひとつのカラーにこだわりすぎない
放流の効果は放流された直後から減少していきます。
ひとつの色について長くても4~5投して反応が無ければ見切った方が良いです。実際私はそうすることが多いです。
釣れる時は2~3投で何かしら反応はあるので反応が無い場合は放流効果の事を考えると積極的にカラーを変えた方がよいでしょう。
上のレンジから狙う
放流された魚は元々いる魚よりも活性が高く比較的上のレンジを泳ぎ回ることが多いです。
上でも書きましたが、放流の効果時間がある以上早めに探れる上のレンジから攻めた方が効率は良くなります。
いつもよりも気持ち早めに巻く
比較的活性が高いので多少速く巻いても魚は付いてくることが多いです。
はじめから遅く巻くのではなく釣れなかったらスピードを落とすぐらいの気持ちでいきましょう。
定番カラー①
下の二つは放流時における定番カラーになります。
とりあえず放流されたら一発目に投げるカラーという考えでOKです!
これで反応があるのであればこのカラーで続行しましょう。
赤金
放流といえばこのカラーという鉄板中の鉄板。
最初はこのカラーで行くのが間違いないでしょう。
オレ金
オレ金=オレンジ金。
赤金よりも気持ちアピール力は控えめですがこちらも良く釣れるカラーです!
赤金、オレ金ともに明滅でアピールして効率よく魚を拾っていくカラーになります。
定番カラー②
赤金やオレ金でイマイチ良い反応が得られなかった場合に投げるべきカラーは下になります。
単色の方が効果的な場合も多いので上の二つとあわせて準備しておきましょう。
銀
とにかくバチバチにアピールしたい時は銀がオススメです。
赤金やオレ金よりもアピール力は高めで、フラッシング効果でリアクションバイトを誘発させます。
ハマった時の爆発力は随一のカラーです!
金
銀よりも控えめにはなりますがこちらもアピール力が強いカラーになります。
赤金やオレ金に反応があるものの、食い切らないときは明滅を嫌っていることがあります。金単色に変えるとバイトが拾えるようになることがあるので頭の片隅に入れておきましょう。
定番で釣れない時のカラー①
定番カラーで反応がない場合は少しアピールを下げると釣れる場合があります。
下のカラーは明滅が控えめになるので、定番色のような激しいアピールを嫌うような状況で有効になってきます。
ちなみに放流以外でも良く釣れるカラーでもあります。
メタリックグリーン
金や銀と比べるとアピール力は弱いですが絶妙なアピールをしてくれるカラーです。
渋い時でもなんとか一匹を絞り出す力のあるカラーで、定番でダメなら私はまずコレを投げます笑
実際釣れることも多く、見切られにくく割と効果が長続きするカラーでもあります。
チャート金
私のなかではメタリックグリーンと双璧のカラーです。
このどっちかはなんとか釣らしてくれることが多いので多用しています笑
放流が落ち着いてからも安定した反応を得られることが多いのでサーチカラーとしても使用できます。
定番で釣れない時のカラー②
上でも釣れない場合はさらにアピールを落とします。
フラッシング系はやめて単色のローアピールのカラーを選んでいきます。
私の場合ここまでやって反応が薄ければプラグで取りに行きます笑
白~黄色系
フラッシングが嫌いな魚もいるのでそういった魚に有効になカラーです。
釣り人目線からすると釣れなさそうなカラーに見えますが、フラッシング系がダメな時は頼りになることが多いので念のため持っておきましょう。
茶色系
ここまでくると放流を釣っているのか、元々いた活性の上がった魚を釣っているのか分かりませんがとにかく有効なカラーではあります。
このカラーで釣れだす魚はそこまで食い気がないと考えてもよいかもしれません。
ローアピールなので地味にずっと釣れ続けるということが起こるカラーでもありますね。
どうしても反応が無い場合はプラグもあり
ここまではスプーンのカラーについて書いてきましたが、スプーンでどうしてもダメな場合はプラグを選択するのもありです。
効率はスプーンよりも落ちてしまいますが、放流された魚をキャッチする機会を逃す方がもったいないです。
どれぐらいで見切るのかは人によると思いますが、私は各色5投もして反応が無ければプラグにしてしまうことが多いですね。
放流のチャンスタイムを逃さない準備をしよう
放流時にいくら鉄板だからといって赤金やオレ金を投げ続けるのはもったいないです。
放流の効果は時間とともに確実に減っていくので、何を選択するのかが放流時に数を伸ばしていく上で大事になってきます。
上で紹介したカラーはいずれも私の経験から効果があったカラーなので参考にしていただけると幸いです。
最も簡単に釣れるのが放流時なのでチャンスを逃さないように準備しましょう!