普通に生活しててドナルドソンという言葉は聞かないと思います。ここにたどり着いた人は間違いなくトラウトに関係している人でしょう。今回は多くの人はエリアトラウトで出会うことになるドナルドソントラウトについての記事になります。
ドナルドソンとは?
ドナルドソンはニジマス
ドナルドソンはニジマスの品種
ドナルドソンと略される事が多いですが、正しくはドナルドソントラウトです。
ということでドナルドソントラウトはニジマスの品種になります。ニジマスの中で品種改良されたのがドナルドソンなので、大きく括ってしまえばニジマスですね。
ドナルドソンの由来は人物名
ドナルドソントラウトの由来は人物名でドナルドソン博士が品種改良したのでそのまま名前が使われています。
特徴
ドナルドソントラウトの特徴はデカイ!
そんなバカみたいな説明ある?みたいに思う人もいるかもしれません笑
ですがドナルドソントラウトは大きくなるニジマスを掛け合わせていった品種改良なのでそれが一番の特徴になります。
体高が出やすい
品種改良されていないトラウトと比べるとかなり体高は出やすく、比較するとかなり分かりやすいと思います。
逆にこれ以外の特徴がほとんど無いため、ドナルドソンとそれ以外のトラウトを何回か見たことがないと判別できないでしょう。
強いて特徴を上げるとすれば、外見の赤色が薄い気がします。エラ付近は割とはっきり色は出ている印象ですが、体全体に赤色がぼやけているイメージですね。
ドナルドソントラウトと似ているトラウト
大元がニジマスなので似ているも何も無いんですが、ドナルドソン以外にも品種改良されているニジマスが多数います。
正直判断するのが難しいのもありますが参考までに紹介しておきます。
ニジマス(スチールヘッド)
最初に紹介するのはスチールヘッドになります。こちらは品種改良ではありませんが紹介しておきます。
元々ニジマスには一生河川で過ごすタイプと海に降りていくタイプがいます。後者の海に降りていくタイプの魚をスチールヘッドといいます。
スチールヘッドとの判断基準はやはり体高になりますかね・・・
見た目はかなり似ている+ドナルドソンもスチールヘッド化もするのでかなり難しいですね笑
ロックトラウト
似ている種類パート2はロックトラウトですね。
こちらはニジマスとイワナとの掛け合わせの品種になります。他の魚と比べると特徴があるので見分けは付きますが、エリアトラウトを始めたばかりの方には難しめの判断基準になります。
一応見分け方を書いた記事も書いてあるので、気になる方はどうぞ!とりあえず見分けるのであれば背中の模様が虫食いになっているかどうかですね。
ニジマス(三倍体)
三倍体の判断、これが一番難しいと思います。
三倍体は生殖能力が無くメスしかいない
三倍体は簡単に書くとニジマスにブラウントラウトを掛け合わせた生殖能力がないニジマスの雌です。
見た目はドナルドソンのように体高がある姿をしています。
唯一特徴があるとすれば他の種類と比べて顔が小さく、ほとんど野生化しないので顔は厳つくならないので顔でしょうか?
三倍体はブランドサーモンとして売り出されていることも多いので、○○サーモンとして放流されているエリアはさらに見分けるのは難しいと思います。
刺身で食べても問題なし※
刺身で食べても問題ないどころかめちゃくちゃ美味しいです!
ただし、
野生化で釣れたものには注意
管理釣り場のものは問題なし
完全に野生化していて川で取れたものは刺身や生食は止めましょう。体調を崩す可能性が高いです。
もし野生化したものを食べるのであれば、火は通すようにしましょう。
エリアトラウト(管理釣り場)で釣れたものに関しては刺身で食べて全く問題ありません。
このブログでも度々刺身にしているのを紹介していますが、一度も当たったことは無いです。
ドナルドソンは脂が乗っていて非常に美味しい魚です!
油がきついという人は塩焼きにするとさっぱり食べられると思います。
釣って楽しい食べて美味しい魚
ドナルドソントラウトは釣って楽しく、食べて美味しい魚です。
大きくなればなるほど引きは重く強烈になります。釣ってる最中に水柱が立つと「ドナルドソンかな?」と思うようになりますね笑
特に決まった狙い方はありませんが、スプーン・プラグのどちらでも狙えるので放流されている釣り場が近い方は狙ってみてはいかがでしょうか?