22イグジストが発売されてからしばらくたったのでインプレ記事を書いていこうと思います。
ダイワHP上では10万以上するリールですが、果たして買う価値はあるのか?それに見合ったパフォーマンスを発揮するのか?18イグジストと比較してどうなのか?不具合はあるのか?など使ってみての正直な感想を書いてみました。
22イグジストの特徴・18イグジストからの変化
未来のルアーフィッシングシーンを切り拓く、フラッグシップスピニングリール。
ダイワHP より引用
この言葉通り、今回のイグジストも18イグジストから大幅な進化をしてかえってきました!!
大幅な軽量化!
18イグジストの2500番で比較すると20gの軽量化に成功。軽量化したことによりタックル単位で考えた時の操作性が大幅に向上しています。
ちなみに18イグジストのフィネスカスタムモデル(LT2500S-CXH)と実際の重量で比較しても4gほど軽くなっていました(SLPのカスタムスプールなので少し軽いのかもしれません)
リールの低慣性化!
22イグジストはかなり低慣性化されており、「止めたい所でピタっと止まる」リールです。その特性上、細かいストップ&ゴーを繰り返す釣りやラインスラッグの管理をする釣り方(ドリフト釣方)などに特に向いています。
もちろんただ巻きも高次元のレベルとなっています。
ドラグの滑らかさの向上!(ATD TYPE-L)
前のATDも相当優秀でしたが、さらに進化して「ATD TYPE-L」となりました。初動がより滑らかになり不意の魚の突進によるラインブレイクを回避できるようになっています。
魚の引きに合わせて、滑らかに効き続けるATDの特性はそのままに、スピニングリールにおけるドラグの初動レスポンスをさらに向上させたのがATD TYPE-L。とりわけライトライン使用時に求められる、よりスムーズな使用感にこだわったチューニングを施し、ラインへの負荷をさらに低減するとともに、魚に過度なストレスを与えず、短時間でのランディングを可能とした。
ダイワHP より引用
TWIST BUSTER IIIへの進化!
地味な進化ですがこちらも進化しています。いわれてみればダイワのリールは糸ヨレが少ない気がします。中々効果を実感しにくい部分でありますが、細かい所まで気にしているのは流石といえます。
ライントラブルの大きな原因である糸ヨレを解消するための機構がツイストバスター。22EXISTでは、ツイストバスターⅡがさらに進化した、ツイストバスターⅢを搭載。ラインローラー部に新たな溝を設けることで、ラインローラーを通過する糸のバタつきを抑制。また、ラインローラー部にもマグシールドを搭載。塩噛みや固着の影響を受けず、長期間、安定的かつ確実な回転性能を実現した。
ダイワHP より引用
実釣前の触ってみた印象
購入したのはLT2500S-H
最新機種を持つたびに思うのですが、やはり「軽い」というのが第一印象です。
18イグジストから20gの軽量化(2500番)
先ほども書きましたが2500番で比較すると18イグジストから22イグジストへの進化で20gも軽量化されています。正直、「もうこれ以上スピニングリールは軽くならないのでは?」と思っていたのでダイワの技術力に驚いてます笑
軽いと思う要因は単純な重さではなく、リールのバランスが良いのも影響していると思います。
18イグジストよりも巻き出しが軽くなった
巻き感に関しても滑らかにそして巻き出しは軽くなっていると感じました。シマノのリールに巻き感が似ているといわれるのもなんとなく分かる気がします。
巻き出しが軽くなっているのはやはり「AIRDRIVE ROTOR」のおかげでしょう。
低慣性化を目指して開発されたこともあり、18イグジストからは約16%軽量化・低慣性化されています。ハンドルを回した感覚で分かるぐらいなのでこれも特筆すべきところでしょう。
デザインは18イグジストから同様に銀をベースにしていますが、少し落ち着いた銀になっているので手に取りやすくなっているのではないでしょうか?(※これについては個人の感想になります)
実釣後の印象
軽くなりバランスの向上
リールのバランスが良くなりより疲れにくくなった
リール自体が軽くなったのもありますが、リールのバランスもかなり良くなっており1日通して使ってもかなり疲れにくく楽でした。
リーリング時の感度の上昇
巻きが軽くなったことにより小さな違和感もかなり分かりやすくなったと思います。反面、小さなアタリでもリールが止まる(それぐらい低慣性)ので巻きあわせの場合はしっかりハンドルを回す必要があります。
不具合について
エリアトラウトでしか使用していませんが特にこれといった不具合はありませんでした。
不具合どうこうよりも18イグジストから進化しすぎていてかなり良いリールになったなという印象しか現在はありません笑
マイスターによるEXISTアフターサービスプログラム
22イグジストは末永く使用できるようにアフターサービスが充実しています。
① EXIST担当マイスターによるリールカウンセリング
② 年1回のオイルチェック無料サービス
③ 初回オーバーホール手数料無料サービス※但し、パーツ保有期限内に限ります。(生産中止から6年間)
ダイワHPより引用
個々のイグジストの状態によって何をすべきなのかカウンセリングをしたり、オイルチェックサービス、オーバーホールサービスも付属しています。
こちらはSLPワークスに登録する必要がありますが、無料なので是非登録しましょう。
このブログでも記事にしていますが、オーバーホール後は新品に近い性能になるのでリールを常に良い状態に保ちたい方は定期的にオーバーホールするのがオススメです!
22イグジストは買いか?
18イグジスト以外を使用しているのであれば買い!
18イグジストはアップデートすることが可能で、アップデートすることで22イグジストに近い性能にはなると思います。
正直それ以外の機種は23エアリティを除くとかなり差があります。
22イグジストを買っておけば次のイグジストが出るまで他の機種はいらないかなという印象です。
価格は正直高いですが、それに十分見合った性能はあるので予算が許すのであれば個人的にはオススメしたい1台です!