私が最近必ず投げるルアー・・・それがハイドラムです。実物を見た事がある方は分かると思いますが、これで釣れるの?という大きさと見た目をしています。今回はこのハイドラムについて書いていきます!
ハイドラムとは
ハイドラムはヴァルケイン(Valkein)から発売されているエリアトラウト用のルアーになります。
ヴァルケインはエリアをやらない方には聞き慣れない名前だと思いますが、デュオ(Duo)の関連会社になります。
デュオはビーチウォーカーシリーズやスピアヘッドリュウキで有名なので知っている方も多いのではないでしょうか?
こんな感じで泳ぎます。
特徴
少し話がそれましたが、特徴についてのまとめです。
チェックポイント
・ボデイサイズは70mm
・ボディは4連結のジョイントボディ
・フローティングモデル、シンキングモデルが存在
ボディサイズについて
冒頭で少し触れましたが、ボディサイズはエリアトラウトのプラグでは最大級になります。
そのサイズはなんと70mm!
ニョロニョロ系のルアーのトレモロングが55mmなのでかなり大きい事が分かります。
普通のプラグの2個分くらいの長さがあるので、初めて見た方は買うのを躊躇する方もいると思います笑
4連結ボディ
サイズとともに特徴的なのが、ボディが4つに別れて連結されている構造になります。
連結ボディと言えばエリアではシマノのふわとろが有名ですが、ふわとろは2連結です。ハイドラムはその倍ですからすごいですね笑
というかバスやシーバス用のルアーでもあまり4連結は見ない気がします。
ですがこの4連結が釣れる決め手になっています。
フローティングとシンキング
ハイドラムにはフローティング(F)とシンキング(S)があります。
FモデルとSモデル重量
フローティングは3.7g
シンキングは4.0g
フローティングは3.7g、シンキングは4.0gでその差はわずか0.3gです。
それしか差がないとちゃんと浮いたり沈んだりしないんじゃないの?と私も思いましたが、フローティングは浮き、シンキングもきっちり沈みます。(当たり前の事を書いてます笑)
ただし、フックを交換する際は注意が必要です。フックサイズや種類を変えてしまうとフローティングは沈む可能性があります。
純正フックの場合は問題ありませんが、それ以上の重さのフックを乗せるとフローティングモデルも沈み始めます。
ただ、個人的な釣果としてはシンキングタイプのほうが釣れています。
私の場合は大物狙いで使うことが多くフックを交換しているため、私の持っているハイドラムは大体沈みます笑
ちなみに派生形にハイドラムナノがありますが、まだ使いこんでいないのでインプレはしないでおきます。
ハイドラムナノが大爆発したので記事にしました。
値段について
まあ、見た目やサイズも買うのに躊躇する要素ですが一番は値段じゃないでしょうか?笑
なんとお値段1,900円(ヴァルケインHPより)
これは税抜きなので実際は2000円を超える場合があります。
一般的なプラグの2倍とはいいませんが、1.5~1.8倍くらいの値段はします。
高いと感じるかもしれませんが、ボトム付近を通すルアーではないのでラインが切れない限りはロストする確率は非常に低いです。※シンキングは注意
上にも書きましたが私はシンキングの方がおすすめですが、不安ならフローティングを買った方が少しは安心できます。
使い方
私はただ巻きオンリーで使っています。特にアクションは加えずリトリーブスピードを変えているだけです。
基本的にはゆっくり巻くだけで、ふわとろと同じイメージ(ギリギリ動くぐらいのスピード)でいいと思います。
ハイドラムは釣れるルアー
結論からいうと釣れます。
ただし、いくつか条件があると思います。
ハイドラムが釣れやすい状況
条件①魚のサイズが大きめ
条件②他の釣り人がハイドラムを投げていない
条件①魚のサイズが大きめ
ハイドラムは連結部で曲がるとはいえ、70mmと長いルアーになります。
20cm以下の魚でも釣れない事はないのですが、口のサイズが小さいためか当たりはあるがフッキングしない状況が結構ありました。
アベレージで30cm以上あるような場所だとより力を発揮できると思います。
レギュラーサイズに対して使用してみた記事はこちら!
条件②他の釣り人がハイドラムを投げていない
この条件は必ずではありませんが、渋い状況で他の釣り人が小型ルアーを投げている時に効果がある場合があります。
ハイドラムはサイズとボディでかなりアピール力があります。誰も投げていない時に投げると2、3投であっさり釣れる事もまあまあありました。
ただし、長い間投げ続けると確実に当たりは減ると感じています。よくも悪くもハイアピールなのでスレるのも早いです。私は10投投げる前に交換している事が多いです。(稀に反応し続ける事もあります)
アベレージが小さめの所や、池の規模が小さい場所についてはハイドラムを使ってもオーバースペックになりやすいので素直に別のルアーを使用した方が良いでしょう。
人気カラー・実績のあるカラー
ハイドラムの人気・実績カラーは以下の通りです。
人気カラー・実績カラー
・合着ピンク
・ヴィンテージイエロー
・合着フルオレンジ
合着ピンク
一番人気は「合着ピンク」です。人気だけでは無く、実績もあるカラーです。
SNSでもよく写真が上がるので印象に残っている方もいるのではないでしょうか?
私はハイドラムを最初に投入するときはこのカラーを使用することが多いです。
ヴィンテージイエロー
ピンクについで実績があるのが「ヴィンテージイエロー」です。私としてはピンクで反応が悪い時に入れていくカラーです。
人間目には派手に見えますが、サイトで釣っているとレギュラーサイズの魚も結構追いかけてきます。個人的にはハイドラムの中ではニュートラルなカラーだと思っています。
合着フルオレンジ
「合着フルオレンジ」はピンクとイエローの中間のようなイメージですね。
ピンクでもイエローでもない時に入れると活躍するカラーです。たまに大爆発するのもこのカラーの特徴です。
ナイトゲームに強い
ハイドラムを使っていて一番信用できる状況があります。
それは日が落ちてから、いわゆるナイトゲームですね。これに関しては日が落ちてからも営業してる釣り場でしかできません笑
夕方にハイドラムで反応がなかったのが、完全に暗くなってからはよく反応するケースが多くあります。
先ほどの条件で投げ続けると反応が落ちると書きましたが、夜は別で割とずっと投げていても反応がありました。
ちなみにカラーはオレンジ系、黄色系が私の中では実績があります。
ナイトゲームをやる際はぜひ試してみてください!
ハイドラムでしか釣れない魚がいる
ボディの長さ・4連結構造など、今の所は似ているルアーは無いと思います。
他のルアーとは圧倒的に違いがあり、なおかつ釣れるルアーなので高いですが1個は持っておいて損はないです。
なんなら私は他のルアーを減らしてハイドラムを増やしました笑
今まで敬遠していた方も一度使ってみてはいかがでしょうか?