リリーサーってどれを買えばいいのか分からなくなりませんか?笑 今回はリリーサーを使う理由とオススメのリリーサーを紹介していきたいと思います!!
リリーサーとは?
魚へのダメージを少なく逃がすための器具
エリアトラウトにおけるリリーサーは「魚へのダメージを極力減らし、ダメージを少なく逃がす事を主な目的としています。
なぜリリーサーを使うのか?
トラウトたちはもちろん食べてもおいしい魚ですが、ゲームフィッシングの対象魚としての一面も持っています。ゲームフィッシングの対象魚になるぐらいなので基本的は生命力が高く、ルアー等への反応も良いのですがひとつだけ弱点があります。
高い温度が苦手
トラウトたちの弱点は高温になります。トラウトは元々冷水系の魚なので高温には対応していません。夏場に釣れなく、冬場にシーズンを迎えるのは元々住んでいた場所の気候が影響しています。在来のトラウト(イワナ、ヤマメなど)も山奥に住んでいる事が多いことから高温が苦手な事が分かります。
管理釣り場も山奥にあることが多いから、それが高い温度についての対策になっています。
人間の手も高温の対象になる
前置きが長くなりましたが、高温が苦手ということは人間の体温もかなり影響を与えるということになります。
体表が白くなっている魚の多くの原因は人間が触ったやけどによるもの
たまに管理釣り場で体表が白くなっている魚を見たことはありませんか?
これのほとんどの原因は人が触った事によるものです。やけど状態になって体表がカビてきた結果がこのような結果を招いています。
多くの釣り場が魚を持った状態で撮影を許可していないのはこのような理由があるからです。撮影可能な場所でも「十分に水で手を冷やして素早く行う事」もしくは「キープする魚のみ持って撮影可能」としていることが多いです。
必要が無い時以外はリリーサーの使用するのがオススメ
魚を触る事は魚をやけどさせる事に繋がるので、ネットの中で写真を撮るといった目的が無い限りはリリーサーを使用した方が魚へのダメージは減ります。
手返しの良さも上がるので、数を釣りたい方にもリリーサーはオススメです。
大型魚が釣れた場合はネットでキャッチすることを推奨
大型魚とロングファイトした場合は、リリーサーではなくネットでキャッチしましょう。大型魚は酸欠になることも多いので、ネットでキャッチし、回復したのを確認してからリリースするのが基本です。酸欠でひっくりかえったままでリリースするとそのまま戻らずに死んでしまうこともあるので必ずキャッチして様子を確認してからリリースしましょう。
オススメのリリーサーの紹介!
前置きが大分長くなりましたがオススメリリーサーを紹介していきます!
MAXリリーサー/ムカイ
ムカイから発売されているリリーサーになります。非常にリーズナブルな価格をしていますが、安心安全のムカイ製になっています笑
ムカイ製品に共通することですが、ユーザーの使いやすさと値段のバランスが取れているメーカーだと思います。
バリエーションも色々あるので気になった仕様のものを!
RCリリーサー2/ロデオクラフト
名前の通りロデオクラフトから発売されているリリーサーになります。
最大の特徴としては、アームの向きを専用の工具で切り替えることが可能です。また、グリップの向きでアームの向きを把握できるので持った時点でアームの向きを把握することが出来ます。
ロデオクラフトの製品ということで常に品薄になっているイメージがあります。欲しい方は見かけたら購入した方が良いかもしれませんね。
プレッソ フックリリーサー/ダイワ
ダイワからはプレッソのカラーである黒とオレンジを基調としたデザインのリリーサーが発売されています。
こちらのリリーサーの特徴はアームの長さを自由に変更できることです。27.5cm~38cmまで変更可能なので釣り場の状況によって変えることが出来ます。(長さはレンチで調節)
プレッソシリーズはロッド、リール、フック、スプーン、プラグと色々発売されているのでシリーズで固めている方にはこちらがおすすめです!(もちろんそうじゃない方にもオススメ!)
トマホーク リリーサー2/フォレスト
フォレストからは使いやすかったトマホークリリーサーがリニューアルして登場!
シンプルなデザイン・形状ながらスプーン・プラグともに外しやすい形状になっています。カラーバリエーションも多く、使う人を選ばないリリーサーになっています。
落水時にも浮く仕様となっているため、落水の心配がある方はこちらをどうぞ!
ブレイドリリーサー/ヴァルケイン
ヴァルケインからは派手なデザインが特徴のリリーサーが出ています。
ハイバーストやハイドラムなど様々なトラウトの革新的な商品を発売しているヴァルケインですが、リリーサーも中々攻めたデザインをしています。
アーム部分は湾曲しており、グリップ部分は個性的なデザインをしています。ただ、リリーサーの作りとして妥協は無く、重量はリリーサーの中でトップクラスに軽く、最近のエステルライン多様化にあわせて先端をフッ素コーティングすることでラインのダメージを減らしています。
形状・デザインに不満が無いのであれば個人的にはこちらが一番のオススメとなります!
エリアトラウトをやるなら是非!
数釣りでも大物狙いでも持ってて便利なのがリリーサーです。
1投1投の間隔は間違いなく短くなり、キャストできる回数は増えます。エリアトラウトは限られた時間でどれだけ釣果を出せるかも魅力のひとつです。釣りの効率化をするためにリリーサーを準備するのは良い事だと思います。
値段はピンキリ色々ありますが、持っていて損するものではないので是非使用してみてはいかがでしょうか?