私が以前使用していた18カルディアと現在使用している20ルビアス。同じLTシリーズですが何が違うのか?今回は実際にメインで使用していた2機種を比較してみようと思います。
20ルビアスと18カルディアのスペック
それでは具体的に18カルディアと20ルビアスのスペックの比較です。今回はエリアトラウトで良く使われるであろう2000番台で比較しています。
機種名 | 品名 | 巻取り長さ (cm) | ギア比 | 自重 (g) | 最大ドラグ力 (kg) | ハンドル長 (mm) | メーカー 希望本体 価格(円) |
18カルディア | LT2000S-XH | 81 | 6.2 | 170 | 5 | 45 | 21,900 |
20ルビアス | FC LT2000S-XH | 81 | 6.2 | 150 | 5 | 50 | 42,300 |
違う箇所について
・重量の違い
・値段の違い
同じダイワの同じ番手ということで基本的な性能は同じですが、大きく違ってくるのが重量になります。
カルディアが170gに対してルビアスが150gと20gも軽くなっています。ここは釣りをする上での操作感に関わってくるので重要なポイントですね。
そして値段ですがルビアスがカルディアの約2倍となっています。
実売価格ではもう少し安くなり差は詰まると思いますが購入する際は値段も意識しておきましょう。
それぞれの特徴
ボディの違い
チェックポイント
20ルビアスと18カルディアの大きな違いはボディ構造
カルディアは従来のリールのようにボディを半分ずつ作り、ねじで固定する仕組みになっています。ボディ下部には逆回転用スイッチがあるのも見慣れた構造になります。
対してルビアスはZAIONモノコックボディと謳われているものになります。ボディをねじ止めするのではなく、ある程度一体成型しエンジンプレートで蓋をするような構造になっています。
この構造により内部空間が広がるため番手に対して大きいギアを入れることが可能になっています。また逆回転機能は廃止されています。(逆回転スイッチ以前のリールで使ってた人いるんですかね?)
この構造はルビアス、セルテート、イグジストに採用されています。バリスティック以下は従来通りの構造になっています。
巻き感・巻きパワーの違い
ギア比は同じですが、ボディサイズとハンドル長さが違うので一概には言えませんが基本的にはルビアスが勝っていると思います。(値段が違うので当たり前と言えばそうですが笑)
巻き感はカルディアとルビアスを比べるとカルディアの方がちょっと重いかなぐらいの感覚です。あくまで比較した際の感覚でカルディアのみを触っただけなら重いという感覚はないと思います。
巻きパワーについては明らかな違いがあります。以前カルディアでニジマスの40up(想定)をかけたのですが、その時は「巻けない・・・」という状態になりました。
対してルビアスですが先日50upを釣った際も巻けない感覚は全くありませんでした。むしろまだ余裕があるような感じで、ファイト時間も1分かからないくらいでした。(フックは伸びましたが)
上記でも書きましたが、やはりボディ構造とギアの大きさの違いが巻きのパワーの差に出てると思います。
どちらがオススメか
個人的にはルビアスをおすすめします。
大型を想定しない釣り(アジング等で30cm以下がメイン)であればカルディアで十分だと思います。エリアトラウトのように小型・大型が混じるエリアであれば間違いなくルビアスのほうがいいです。
ルビアスも値段がだいぶ下がっている感じなのでカルディアと比較しても6000~8000円ぐらいの差です。(2020/12/5現在 amazon)
もし迷っている方がいたらぜひ一度ルビアスを検討してみてください。
21カルディアも発売され、その記事もかいているのでどうぞ!